アイキャッチ画像
よもやま話

更新2023.11.22

新しいマセラティ「ギブリ」で山口まで行ってみました。

ライター画像

中込 健太郎

まもなく我がマセラティ430が戻ってきます。

IMG_0048

4月の終わりでしたでしょうか。御殿場の温泉会館でぶつけられてしまい、それから長らく板金作業に入っていた私のマセラティ430。なんでももう少しで作業が終了するそうです。実際は作業はとっくに終わっていたのですが、あのバンパーについているプロテクションモール。ゴムのパーツですが、これがさがしてもさがしても出てこない。そんなこんなで探していたら、同じパーツを必要とする、ギブリだか222だか、ビトゥルボ系の「お友達」がその作業している工場に入ってきたとかで、結局そのゴムのモールだけ「作製」することにしたのだそうです。とんと故障はなかった430ですが、こういうところはどうしても仕方のない部分ですね。ディーラーでかなり在庫期間も長く、製造自体はデ・トマソ傘下の時代のクルマです。「何でもないようなこと」ほど手間がかかったりするものですね。こういう点が気軽におススメのしにくいところなのですよね。430は。

でも購入した時も、妙な縁のようなものだけで私のもとにやってきました。そんなクルマですので、喉から手が出るほど欲しい!というクルマではなく、そんなクルマなのに、乗るほどにその替えのきかない魅力に取り憑かれていったような部分もあって、実は納車から半年で初回車検のタイミングでもあったのですが、こんなにお預けとは思わず、かなり帰ってくるのが待ち遠しかったりもするのです。

IMG_0051

でも帰ってくる前にちょっと確かめておきたいことがありました。それは「新しいマセラティギブリ」をしっかり乗っておくということでした。

私見ですが「現行ギブリは430の直接の後継車」

IMG_5803

なぜしっかりと向き合っておきたいかと言うと、今のギブリ、だいぶサイズこそ大きいものの、私の愛車430の直接の後継車にあたるモデルだと思うからです。その理由は、

①マセラティの4ドアながらクワトロポルテを名乗っていない
②シルエットが似ている
③フォーマルラインを想定していない

などがあげられるのではないでしょうか。①に関しては、430のあと、このギブリまでの間に実際クワトロポルテ以外の名前の4ドアセダンは生産されませんでしたし、ギブリという名前も、一個前に名乗っていたのは、430と同じビトルボ系のクーペでした。シルエットもどことなく似ているんだよな。そんなこんなで、どうしても興味があって、しっかりと(わたしが430に乗るのと同じように)向き合い、マセラティの文脈があるのかどうか、それだけは確かめておきたかったのです。

IMG_5803

そんなときに「Omaggio a Akiyoshi」へのお誘いが。

そんなことを思っていたときに、山口県美祢市で様々な文化事業を手がけられている伊達さんから、Facebookでお誘いが来たのです。「Omaggio a Akiyoshi」(https://www.facebook.com/events/980259768665223/) は今回ジャズとバレエのコラボレーションを実現するというこころみ。楽しみではありませんか!しかも、ジャズは国内外で活躍の吉田次郎(ギター)とクリヤマコト(ピアノ)折重由美子(キーボード)の3名。バレエはイタリア在住プロダンサーの田中美礼・ドリアン グローリの2名という豪華な顔ぶれ。

「友からの誘い」で「珠玉の音楽・芸術に触れる旅」。

マセラティでの旅にこれほどふさわしい機会もないのではないか。そう思ったので直ちに「参加」のお返事をお返しし、前からご相談していたマセラティジャパンにも試乗車の相談の問い合わせをしていたのです。ビトルボ/430の後継車という部分に触れるなら「V6のベーシックなモデル」でしょう。(とはいえ330馬力ありますがw)

6月21日の山口目指して、6月18日深夜、大雨の東京を出発。一路西へとクルマを進めたのであります。


クルマの感想などは次回以降、また。

IMG_5802

IMG_5804

外車王SOKENは輸入車買取20年以上の外車王が運営しています

外車王SOKENは輸入車買取20年以上の外車王が運営しています
輸入車に特化して20年以上のノウハウがあり、輸入車の年間査定申込数20,000件以上と実績も豊富で、多くの輸入車オーナーに選ばれています!最短当日、無料で専門スタッフが出張査定にお伺いします。ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する二重査定は一切ありません。