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よもやま話

更新2023.11.22

いいぞいいぞ!あらまほしいマッチョリズムが健在する『クルマプレイボーイ』

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中込 健太郎

年末年始を過ごすのに普段よりも雑誌を多めに買うなんて言う方もいらっしゃるかもしれませんね。この年末年始、私も雑誌を何誌か買ってみました。その中にこの「クルマプレイボーイ」もありました。

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普段から魅力的な女性のグラビアから一般の人の感覚も取り入れて世の中を見た記事など、今でも人気の週刊誌と言ってもいいでしょう。その中には普段から自動車の記事も添えられていますね。私もよく拝見しています。その記事をスピンオフさせたような一冊ですね。実際読んでみて「お!いいぞ、いいぞ」と思ってしまいました。

いいぞと思ったのはロードスターRFとともに表紙を飾るセントフォース関西所属のキャスター伊東紗治子さんの話だけではありません(笑、まあ抜群のスタイルと涼やかな雰囲気、素敵は素敵ですが。。)

いろんな角度から攻めるし、煽っているなあ。そんな風に感じました。勿論最新のモデルに関する紹介から、オーセンティックな魅力が詰まるスポーツカーの魅力を、通常のクルマメディア以上に素直に率直に、より広い読者層を見ているかのようなわかりやすい書き方で訴求するところから始まります。さらには軽自動車、ライター陣、クルマ好きの有名人の熱いクルマへの思い、さらに「2017年はこのクルマに乗れ!!」お正月にお餅を食べてお酒とともに過ごすすばらしい「アテになるクルマ情報」一杯ですね。

幸運だなと思うのは、実際にご挨拶させていただく自動車業界のVIPの方も最近では増えてきまして、クルマ好きでよかった、ライターは尊いなという思いを最近では行ったり来たりしているわけですが、そういう「役者揃い」の印象もある業界のトップの皆さんのインタビュー。さらに懐かしいクルマ、スーパーカーの話題もしっかり網羅。自動車メディアってこういうところ大事だよな、そんな思いがいたしました。

プレイボーイは男性向けメディア。その立ち位置の関係でどうしても「男性目線」です。このスタンス自体がすでに旧弊だ、という評価も世の中の全体から見ればあるのかもしれません。しかし、そのマッチョリズムでナショナリズムのさじ加減がこのクルマプレイボーイでも健在、しかも適切かつ絶妙だなと感じます。さすがです。鼓舞するもの、応援することのベースには「誰の目にも明らかなよりどころ」は大切ですよね。あまり新奇なものばかり、先進性ばかりでは「明らかなよりどころ」にはなりえません。雑誌って、この「におい」「彷彿とさせるもの」がだいじなのではないでしょうか。

最近では書かせていただく機会も増えてきた小生も、なんだかとても勉強になるなと思いました。もしまだお読みでない方がいたら、480円、安価ですしぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか。懐かしくも力強いあのころ、華麗なライフスタイルにクルマが燦然と輝いていたこと。思い出させてくれるかもしれませんよ。

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