ドイツ車が急速に電気自動車へシフトしつつあるのは何故なのか?

最終更新日: 公開日:2016-03-28 | Posted in テクノロジー by

日本、米国と並ぶ自動車王国であるドイツ。これまでドイツは日米と比べると電気自動車やハイブリッド車への取り組みに積極的ではない印象だったが、ここへきて急速に電気自動車へシフトする姿勢が明らかになった。日本・米国と並ぶ自動車大国であるドイツでの電気自動車情勢がどうなるのかをレポートしよう。

ドイツでも電気自動車への補助金がスタート

実は日米と異なり、ドイツでは電気自動車に対する購入補助金の制度がこれまで存在しなかった。しかしフォルクスワーゲンによるディーゼルエンジンの不正プログラムというスキャンダルの影響か、3月に入ってから、ドイツでのエコカーの将来図を、クリーンディーゼルから電気自動車へと大きく舵を切ってきたのだな、という感のあるニュースがドイツで流れた。このニュースによると、ドイツ政府は4月に日本で開催されるサミットにおいて、ドイツは2020年までに100万台の電気自動車を普及させる。この目標を達成するため、2016年7月から10年間、電気自動車の購入に向けた補助金を導入することを発表するという。

具体的な補助金の詳細は、自家用車向けに5000ユーロ(約62万円)、事業用車の場合は3000ユーロとなり、その他充電スポット1万5000箇所の設置や、バッテリー研究への補助金が含まれる。総額では13億ユーロ(約1600億円)に達する大型の政策だ。

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この記事の筆者:海老原 昭

IT業界を中心に、政治経済からオタク業界まで、基本なんでも屋のフリーライター。輸入車のマニュアルや...