初夏こそ似合う。希少な「小カングー」左ハンドルモデルの試乗レポート

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初夏の山中湖に行くとカングーに乗りたくなる。

冬、スキー場に行くとレガシイのワゴンが妙に魅力的ににうつったりするものですね。話としてはああいうのに近いのかもしれませんが、この時期、何となくカングーが欲しくなるものです。最近ではすっかり初夏、5月の恒例行事になった印象のある「カングー・ジャンボリー」これに取材に出かけていることは、少なからず影響しているでしょう。限定車を多用しているとはいえ、様々なカラーリングが日本で選べるのも嬉しいですよね。結果としては随分と国内に存在するカングー、色とりどりになっているものです。

このくらいの価格帯では屈指のバリエーションの豊富さでしょう。細かい仕様もいくつもあって、デザインのためのデザインというよりは、シンプルな中に機能的でありながら、どんな風土、文化の中でも暮らしに密着した、気軽でアクティブなコミュニケーションをサポートする、その細部に至るまで「親しみやすいビジネスユース」なその様は、まさに機能美と言ってもいいのではないでしょうか。

バックドアを開ければたちまちお店の様相。品物を広げたらつい街行く人も足を止める。実は一人営業というか、販売担当者を雇ったのと同じなんじゃないか。カングーを見ていると、そんな気持ちになってくるのです。

その色合いなどが豊かなのは、カングー(厳密にはメルセデスベンツに供給している「シタン」も同じファクトリーで製作されますが)を専門に作っているモヴージュ工場で、台数が30台以上のフリート需要向けに、エクストラコスト無しで特別色にペイント受け付けるというので、それに乗っかって、テーマを持たせて日本にクルマとともにプラスアルファのキャラクター、異国の文化の香りを付加して導入しているというのが実際のところなのだそうです。

しかしながら、限られたリソースを活用、厄介な方法をとらずに魅力的に価値が際立つのはいいこと。なんでも手間とお金をかければいいというものではありませんね。ルノー・ジャポンのこういう取り組みは、ぜひ今後も広げてほしいですし、カタログモデルにするとリスクが高いですが、より個性的な色、他のメーカーにも波及してくれることを願わずに入られません。

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そんなカングーを眺めていたら、「カングーっていいよな」となるわけです。春のJAIAの試乗会では、大きなボディになったので「デカングー」なんて言われますが、その1.2のターボエンジンにマニュアルミッションを組み合わせたものに試乗し、ずいぶん身軽になったその変化ぶりに少し嬉しくなったものですが、大田区のアウトレーヴにて、大変希少な、先代のカングー「通称小カングー」の左ハンドルモデルに乗せていただく機会をえましたので、少しその時の感想を止めておきたいと思います。

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試乗したクルマは、国内で販売されたモデルと同じ1600ccの16バルブエンジンを搭載していますが、ベーシックな黒バンパーモデルで左ハンドル、マニュアルトランスミッションの並行輸入されたモデルでした。シートの生地もよりポップで、ダッシュボード上の樹脂の材質も、より樹脂の材質感がわかるものですが、傷がつきにくいなど、ヘビーデューティーなものが装備されていました。

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この記事の筆者:中込 健太郎

大手自動車買取販売会社で、クルマの売買業務を経て、本社マーケティングチームに異動。WEB広告を担当し...