クラシックカーライフを満喫できる、最先端のカーオーディオとは?

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クラシックカーオーナーの皆様が地味に困る事にオーディオというのがあるのではないでしょうか?1DINサイズのカセット一体型電子チューナーが普及した1980年代以降のヤングタイマーなら、いっそ現行品のオーディオをインストールするというのもアリかもしれません。

1970年代以前のオールドタイマーとなると、現行のオーディオをインストールするとどうしても見た目が……とかラジオが専用品で現行の1DINオーディオを取り付けるにはコンソールに加工を要するのは気が引けるとか、そもそも今どきのオーディオを後付けすること自体見た目が浮くので抵抗を感じるという人もいるかと思います。ちなみに筆者の場合は、1DINのDVDプレイヤーつきFM/AMチューナーをグローブボックス内に取り付けました。

そんな中、またもや海外の、今度はアメリカのクラシックカー用品で魅力的な物を見つけました。その名も「レトロサウンドラジオ」です。


▲見た目は昔懐かしいプリセットボタン式ラジオながら周波数表示はこの通り今どきの液晶式

その名の通り、外見はレトロなクラシックカー専用のカーラジオなのですが、なんとこのラジオ、クロームやホワイトのつまみにプリセット式選局ボタンのレトロな外見とは裏腹に、blueToothやUSB、i-Pod等の最新の携帯音楽デバイスに対応した最新技術満載のクラシックカー専用カーラジオです。携帯電話のハンズフリーにも対応しているため、クラシックカーでありながら走行中電話がかかってきても、ラジオのノブスイッチ一つ回すだけでハンズフリー通話が可能になるという優れものです。

中でも、VWやシボレーベルエア・インパラ、フォードマスタングといったメジャーな車種なら純正ラジオと同様の化粧パネルが用意されています。更に国産クラシックカーオーナーには有難い話でDATSUN240Z/260Z専用デザインのパネルもあり、S30Zのオーナーの方には朗報とでもいうべきラインナップではないでしょうか?


▲ユーロタイプパネルの一例、レトロサウンド本家の画像集にはDATSAN240Z(=S30型日産フェアレディZ)用アクセサリーもありました

また車種専用パネル・ノブ以外にも主に1960~1970年代の様々な車種をイメージしたレトロデザインのパネルやノブのアクセサリーパーツが多数用意されているので、前面パネルとノブの組み合わせでご自分の愛車に合った外見にすることも可能です。

しかし、どうしてこんな事が可能なのだろう?と思って製品の紹介サイトをよくよく見たら、あえて1DINサイズに拘らなかったというのが目から鱗でした。CDプレイヤーをオミットし、外部接続の携帯オーディオの再生に特化することで、チューナーとアンプ部分を中央にコンパクトにまとめ、ボリュームスイッチ部分を独立させる事で様々な取り付けサイズのカーラジオスペースに対応させるというのは逆転の発想とでもいうべきでしょうか。


▲チューナー&アンプ部分とツマミスイッチを独立させることで様々な車種のラジオの取り付けサイズに対応させています

CDプレイヤーが無い事に関しては、いっそAUX接続でポータブルDVD・BDプレイヤーのスピーカーアンプにしてしまうという使い方もわるくないかもしれません。筆者自身、現在レストア中のスバル360もこのユーロタイプのフロントパネルにポータブルDVDプレイヤーを組み合わせてしまうというのもありかも……なんて思っています。

日本ではマイボウズ(http://mybows-depot.net/)というVW専門店が正規代理店で、日本仕様のラジオ周波数に合わせたタイプを販売していています。(アメリカと日本ではラジオの周波数が違うため並行輸入品などの現地仕様のままでは使用不可能です)

冒頭で書いた通り、クラシックカーのインパネを見ると年式と不釣り合いな、今どきの1DINオーディオを取り付けているケースを見かけます。筆者のセリカLBの場合は、ダッシュボードスペース下の空きスペースに1DINデッキを後付けを経て最終的にお約束の(?)グローブボックス内に1DINデッキを仕込むという方法に落ち着きましたが、中には大き目の古い8トラデッキの中身をくりぬいて、8トラデッキの筐体の中に1DINデッキを仕込むという大技に出るオーナーもいると聞きますが、中には同じ部品を確保したうえでインパネの一部を加工したり切り取ってしまうというケースもあると聞いたことがあります。最近実際に見た中では、トヨタ2000GTでウッドパネルのラジオ回りを切り飛ばして2DINサイズのモニター一体型カーナビをインストールしたという豪気な(?)車両を見たことがあります。このとき私の口から出てきた言葉は…

「いや~、私だったらグローブボックスの中にモニター一体型ナビ入れますよ、もちろんソニー製で(トヨタ2000GTのグローブボックスにソニー製モニターといえばわかる人にはわかります)」

でした。(苦笑)

しかし、このレトロサウンドラジオであればラジオインパネの形状に合わせてラジオを取り付ける事が可能、しかも年式車種に合わせて様々なフロントパネルやノブが用意されているので、雰囲気を損なうことなくクラシックカーで最新デバイスのカーオーディオを堪能することが可能です。特に古い輸入車で今どきの国内ブランドのオーディオを付ける事に抵抗を感じる方はレトロサウンドラジオを付ける事も一考ではないでしょうか?

レトロサウンドに関してはマイボウズのオフィシャルフェイスブックでも紹介されています。(https://www.facebook.com/mybows.official)

でも、一方で「やっぱりオリジナルの純正ラジオを残したい、かといってオーディオを後付けするスペースが無い」という方もいるのではないでしょうか?そこでちょっと変わったサービスを提供しているクラシックカー専門店が、愛知県の愛知郡東郷町にあります。それがクラシックカーナゴヤ(http://www.n-classiccar-jp.com/)のミュージオ(MUDIO)というサービスです。

ミュージオというサービスは、車両に元々ついているカーラジオでもスマートフォンや携帯音楽プレイヤーで音楽を聴くことはできないか?という目的で、独自にクラシックカーナゴヤが始めたサービスです。外部接続の無いカーラジオでもFMチューナー付きであればFMトランスミッターで飛ばすという事もできますが、古い軽自動車や1970年代以前の車両ではAMラジオのみの車両も多くFMトランスミッターを使うことはできません。(余談ですがアンティークラジオで音楽を楽しみたい方向けにAMのトランスミッターも存在するようですが15,000~20,000円と少々高価です。)また、360ccの軽自動車の中にはシガーライターが装備されていない車両もあり、スマートフォン、携帯音楽プレイヤーを充電できないという問題もあり、それを一挙に解決する方法としてクラシックカーナゴヤが提案するのがこの「ミュージオ」です。

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この記事の筆者:鈴木 修一郎

愛知県名古屋市在住。幼少期より自動車が好きで、物心着く前から関心の対象はニューモデルよりもクラシ...