クラシックカーオーナーの憂鬱?長年連れそった愛車「セリカLB」をボディレストアしてもらってきた

公開日:Posted in メンテナンス by

中にはそんな状態で、なんで無理してトヨタ博物館に行ったんだ?と思われるかもしれませんが、とにかく3速に入ってあとはクラッチ操作で自走できるなら、トヨタ博物館の敷地で不動状態になってロードサービスを待つにしても事情を理解して貰えて、あわよくばスタッフから直すために何か助言がもらえたら・・・という判断からでした。

トヨタ博物館の駐車場から思い当たる業者に手当たり次第に電話し、幸い過去に筆者が倉庫にセリカLB2000GTに使われているP51型トランスミッションを見かけた事があるクラシックカー専門店から、「倉庫の中に何のトランスミッションがあるかはもう、社長含め誰も把握していないが、少なくとも10年くらいはこの倉庫のトランスミッションが売れた記憶は無いから、あなたの記憶が正しければまだ倉庫にP51があるはず」という返答をもらい、再び東海自動車に入庫、西社長の見立ててではインプットシャフトの破損で、ニュートラルでアイドリングしていても異音が出る状態でした。

数日後、自分の記憶にあったとおりとあるクラシックカー専門店でP51型ミッションを確保、どうにかミッショントラブルは事なきを得たのですが、筆者の新生セリカLBとのカーライフは先行き不安な波乱の幕開けとなりました。

▲納車直前の筆者のセリカLB、しかし納車直後にミッションブローという事態に

しかし、これで終わりというわけにはいきません。数週間後にはフロントガラスのシールドが不十分であることが判明、本来はガラスの四隅にシール剤を打てばいいらしいのですが10年以上前に購入したウェザーゴムでは硬化していたらしくボディの窓枠とウェザーの密着が不十分だったようで、雨漏りするという症状が発生してしまいました。(本来は雨の日は乗らずに屋内保管するのが正しいクルマなのでしょうが・・・)

実は、ウェザー等のゴム部品というのは、クラシックカーの部品の中でもかなりの曲者で補修部品の保有期限(製造終了後8年)を過ぎるとすぐ入手困難になる部品の一つなのですが、ゴムは性質上長期間の保管に向かず変質や硬化を起こしやすくそれ故に、メーカーも長期保管を嫌う傾向があります。運よく入手困難なゴム部品をネットオークションやスワップミートで出品されている「当時物純正新品」で見つけてもちゃんと使える保証はなく、中にはウェザーゴムが収縮して長さが足りず使用不可能だったケースもあると聞きます。

▲プロがメーカーの整備マニュアルの指示通り取り付け方をしても「想定外」の不具合が出ないという保証ができないのがクラシックカーです

あわせて読みたい記事

この記事の筆者:鈴木 修一郎

愛知県名古屋市在住。幼少期より自動車が好きで、物心着く前から関心の対象はニューモデルよりもクラシ...