「短時間・短距離」の試乗でも、そのクルマの本質が理解できるのかを考えてみた

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そしてやはり人と同様に、そのクルマを好きになれるかどうかは「フィーリング」の問題だ。
外観はもちろんだが、ドアを閉めたときの音や、シートに座ったときの印象、目に入るダッシュボードやメーター、ステアリングホイールの感触、エンジンを始動させたときの音や振動など。そういった小さな部分で、そのクルマの印象は決まってしまう、と考えている。

そして、たとえ短距離であっても、アクセルを踏んで走り、ステアリングホイールを回してカーブを曲がり、ブレーキを踏んで停止すれば、そのクルマと自分が合うか合わないかはだいたいわかる。
そのクルマを理解するには、わざわざ限界まで追い込まなくてもいい。

アクセルを踏んだときに自分が期待したより遅かったり速かったりしないか、ハンドルを切ったときに思ったより曲がりすぎたり曲がったりしないか、ブレーキを踏んだときに予期した通りに効いてくれるかどうか。

ちょうど初対面の人と会話をしたときの「言葉のキャッチボール」のように、自分にとってテンポがいいと感じるかどうか、楽しい、そしてもっと話していたと感じるかどうかというのと同じだ。

たとえ短い時間でも、たとえ短い距離であったとしても、それが自分にとって自然であり、もっと乗っていたいと思うクルマであれば、それは自分にとっていいクルマだとボクは考えている。

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この記事の筆者:JUN MASUDA

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