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更新2017.07.10

スーパーカーを手に入れた後、乗り続けることがもっとも大変だという現実

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松村 透

関東地方に限っていえば、9月23日の時点で雨が降らなかったのはたった2日。9月18日から24日までの東京の日照時間は、7日間連続で1時間未満だったそうです。これほど太陽が顔を覗かせなかったは25年ぶりだとか。

愛車を大事にしているオーナーさんほど、雨の日の撮影を嫌います。まして、旧車であればなおさら…。それでも心優しいオーナーさんは「天候が雨でも気にせず撮影&取材してください」と仰ってくださるのですが、車庫に戻ったら必死になって水分を拭き取る姿が目に浮かぶので、こちらとしてはなかなか雨天決行はできないものです。そんなわけで、屋外でオーナーさんの愛車を取材する人間とってこれほど厳しい月はありませんでした。

度重なる雨の予報と撮影日の変更に、取材班も必然的に振り回される結果となりました。カレントライフのオーナーインタビューも、9月だけでかれこれ4〜5回は日程変更したでしょうか。先日、ようやく取材することができてほっとしています。それがこちらのクルマです。

ポルシェ911 カブリオレターボルック
▲新車で購入して現在も964カブリオレ ターボルックを所有する72才の男性オーナーさんとその愛車を取材してきました

日々、日本車・輸入車問わず、愛車を溺愛しているオーナーさんに撮影&取材させていただいているわけですが、皆さんかなりの確率で仰ることがあります。

それは「このクルマはずっと乗ります!」です。その決意がすごい。その場のノリや勢いで仰っていないことがひしひしと伝わってきます。

かくゆう筆者も、購入時には「このクルマは長く乗るぞ!」と周囲に宣言しています。その発言に嘘偽りは微塵もないのですが、なぜか数年経つと「思ってもいないご縁(?)」に恵まれることとなり、気がつくと別のクルマに置き換わっているという行為を繰り返してきたのでした。

こうなると「このクルマは長く乗る!」と宣言しても、もはや誰も信用してくれません。ついには友人の奧さんにも信用を失う始末です。「旦那の友だちだからどうでもいいけど、自分の旦那がこれをやったらその場で殺す」とまでいわれたときはさすがに焦りました(半分は本気だったのかも?)。

まあ、確かにそうですよね。何百万、下手をすると一千万単位のクルマ(しかも、実用性皆無だったりするような)を奧さんに相談なしに買ってしまうのですから。なかには「奧さんにはナイショ」と、秘密の車庫に普段用とは別のセカンドカー、サードカーを隠し持っている強者もいらっしゃいます。既婚者で他の女性にのめりこむよりも、クルマ傾倒する方がまだ健全なような気はしますが…。バレたらどうするんでしょう。

以前、あるスーパーカー乗りの方から「手に入れることは何とかなる。問題は乗り続けられるかどうか?」という話しを伺いました。車名は伏せますが、ディーラーで購入したある高級車の初回車検の見積もりが80万円を超えると知り、支払うことはできるけれど、それまでも度重なる故障に悩まされていたこともあって(新車なのに)、さすがに手放したそうことです。

油脂類、タイヤなどの交換サイクル、部品代、工賃、車検代、保健代…。走るほどに掛かってくる費用にいちいちビビっていては乗れないとクギを刺されました。こうなると、お布施の世界です。

これは機械式腕時計にもいえるようです。何十万、何百万もする腕時計も、お金を貯めるなりローンを組んで買うことはできるかもしれません。しかし、機械式腕時計にはオーバーホールがつきものです。一般論として3〜5年サイクルが理想的のようですが、クルマの車検とは異なり法定点検ではありません。つまり、義務ではありません。「オーバーホールすることが望ましい」というレベルです。

ロレックス デイトナ

カツカツで手に入れた人が、数年後に訪れるオーバーホール費用に目玉が飛び出るほど驚かされる…ということも珍しくありません。ブランドやモデルにも因りますが、オーバーホール代でちょっとした腕時計が買えてしまうのです。時計に興味がない人からすれば「単なる無駄遣い」にしか思えないでしょう。いいんです。嗜好品なんですから。

買うことが目的だと、これまでに経験したことがないような維持費に心が折れてしまうのだそうです。買うことはあくまでスタートライン。維持し続けることが当面の目標という視点の切り替えが大事なのかもしれません。

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