なぜSNSを通じて知り合ったクルマ好きは、あなたから離れていくのか?

最終更新日: 公開日:2016-12-28 | Posted in ライフスタイル by

先日、「なぜ愛車オーナーズクラブやオフ会で、空中分解が引き起こされるのか?」という記事を配信したところ、予想外の反響をいただきました。この記事は筆者の実体験に基づいた内容をまとめたものだったのですが、思っていた以上に同様の経験をされている方が多いことに驚かされました。
https://crediblecar.life/life/owners-mtg-crash/

今回は「なぜ、SNSを通じて知り合ったクルマ好きがあなたから離れていくのか?」と題して、自分のことは棚に上げつつ…(戒めをこめて)、以下にまとめてみました。

オーナーではなく、クルマが注目されていることだってある

珍しいクルマや貴重なクルマなどのオーナーは必然的に注目されます。高速道路のパーキングエリアに愛車を停めれば、たちまち周囲を取り囲まれ、スマートフォンやデジタルカメラなどで撮られます。それはまるで、超人気アイドルがスポーツ選手が成田や羽田空港に降り立った瞬間を待ち構える熱狂的なファンのようです。

でも、想像してみてください。あなたがランボルギーニ ミウラで日曜日早朝の大黒PAに現れたら、どれほどたくさんのクルマが集まっていたとしてもその日の主役を張れるでしょう。ここで勘違いしてはいけないのが、注目されているのはオーナーではなく、ランボルギーニ ミウラです。確かにオーナーは所有者ではあるけれど、あくまで運転手であり、黒子なんです。ドヤ顔で自慢するよりは、少し離れたところでコーヒーでも飲みながら愛車を見守っているくらいがちょうど良いのかもしれません。

見栄の張り合いはいつか破綻する

いわゆる「マウンティング」です。仲間内で集まってくると、なぜかかなりの確率で自分と拮抗するライバルが現れます。それが認め合えるような関係になれば問題ないのですが、あるクラブで、会長よりも新しくて高額なクルマに乗って現れたメンバーがいました。当然ながら、その日の主役はそのオーナーとニューマシンです。

会長はそのことが面白くなかったんでしょうか。メンバーよりもさらに新しくて高額なクルマに乗り換えました。それをメンバーの方も敏感に察知したのです。さすがにすぐに乗り替えるわけにはいかないから、マフラーを交換してエアロパーツで武装して…と、次第にお互いが「火花バチバチ状態」になっていったんです。案の定、そのクラブは空中分解を起こして2つに分裂しました。こうなると、何のために集まっているか分かりません。見栄の張り合いはいつか破綻します。数年後に振り返ってみると、あれは何だったんだろう?ということも多々ありますから…。

陰口はどこかで必ず本人の耳に入ると思った方がいい

これは一般社会と同じかもしれません。口頭はもちろんのこと、SNSやブログなどに(相手は特定できないとしても)人づてにいつか必ず本人の耳に入ります。これが1人ではなく、複数の人に「何だよアイツ、調子に乗りやがって」といっていたとしたら…。それは誰だって距離を置きたくなるはず。

ディスってるうちは欲しいものは手に入らない

例えば、若くしてスーパーカーに乗っている人がいるとします。ひょっとしたら親御さんが裕福なのかもしれませんし、起業して莫大な収入を得ている可能性もあります。心のどこかでディスってしまいたくなっても不思議ではありません。

仮に御曹司だとしたら、自分の理想の人生を犠牲にしてでも家業を継がなければならないかもしれませんし、本人に人望と能力がなかったら部下はついてきてくれません。また、起業して成功したということは、どこかのタイミングでとてつもない努力をしたからこそ運が味方して成功を掴んだことだってありえます。あなたが飲み屋でディスっている間も、猛烈に仕事をしているかもしれません。いずれにしても「楽をして手に入れている」可能性は限りなくゼロに近いはず。ディスっている時間があったら、欲しいものを手に入れるために労力を割いた方が1%でも確率があがります。もしかしたら、男の嫉妬が一番質が悪いのかも…。

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この記事の筆者:江上 透

CL副編集長。輸入車関連のセールスプロモーション、ウェブサイト、紙媒体、ラジオ番組の企画/制作/運営...