クルマ好きに「すべてのジャンルはマニアが潰す」はあてはまるのか?

最終更新日: 公開日:2015-08-20 | Posted in ライフスタイル by

先日、刺激的かつ興味深い記事を見つけました。それは、「フジロックの行方」と「すべてのジャンルはマニアが潰す」という話しです。

こちらはクルマ関連の記事ではありません。ジャンルでいえば「音楽」や「フェス」に関する話題です。この記事で気になったのは「すべてのジャンルはマニアが潰す」というキーワードです。

もしかしたらクルマにも、よりディープな方が多い(ような気がする)輸入車ファンにも、このことが当てはまるのではないか?そう思い、実体験を交えつつ、まとめてみました。タイトル上はポルシェ911やミニ好き…とくくっていますが、自薦他薦問わず、マニアを自認する方にもご一読いただければ幸いです。

※どこまでがマニアでどこまでがオタクなのか?という議論を呼びそうですが、それでは論点がずれそうなので、今回は「マニア」に統一して話しを進めます。

マニアってどこか排他的?

マニアにとっては当たり前のことでも、免許を取得して日が浅い20代前半の方や、それより上の世代でも、興味を持ち始めたばかりの方にとってはあらゆることが手探り状態なはずです。私自身、かつて「そんなことも知らないの?」ということをいわれたような気がしますが、相手には何気ない一言のつもりでも、結構ズシンとくるものなのですね…。数十年経っても憶えているくらいですから(笑)。ここはひとつ、寛大な心でサポートしていただければと思います。そこでマニア側が気がつくこともきっとあるはずですから。

また、マニアにとって、自分の趣味嗜好以外のジャンルやカスタマイズを受け容れない傾向があるようです。なかなか難しいことかもしれませんが、ここはひとつ、寛大な心と、協調の精神を持ちつつ、ざっくばらんに話せたら理想的ですよね。

マニアは安易なモデルチェンジを許さない?

たとえば、ポルシェ911やミニなど、メーカーが一新したくても(…と、仮に思っていたとしても)、ユーザーがそれを許さないケースがあります。ユーザーのなかに911やミニは「こうあるべき」の図式ができあがっているからです。

確かに、熱狂的なマニアがいたからこそ、何十年ものときを経ても、基本的なフォルムを変えることなく現代まで生き延びられたといえるでしょう。その反面、安易なモデルチェンジを受け容れない側面があるように感じます。その点はメーカー側の方が1枚上手というか、したたかというか。この種のユーザー心理を巧みに利用して、マニアの心を鷲掴みにするような限定モデルを、驚くような価格で発売します(当然、台あたりの利益率も通常のモデルより良いはずです)。

マニア同士の派閥争いで、有志のオーナーズクラブやコミュニティが潰される?

これも私の実体験なのですが、あるSNSを通じて結成された有志(紹介制)のコミュニティがありました。ふとしたきっかけで、そのメンバーに加えていただきました。管理人さんが非常にマメな方で、泊まりがけのツーリングや飲み会など、さまざまなイベントを企画してくださり、それは楽しい集まりでした。

あるとき、メンバーのひとりが自分と気の合う仲間だけを呼び寄せて、水面下で別のコミュニティを立ち上げていることが発覚します。当然、管理人さんは大激怒。中心人物だったメンバーを除名しようとします。結果的に、各メンバーはどちらのグループに属するか?というところまで話しがこじれてしまいます。そのうち、私にも選択を迫ってきました。結局、どちらにも属することなく、そのコミュニティを退会する選択をしました。このコミュニティを通じて知り合った友人によると、水面下で結成したコミュニティは解散し、元々あった方は、いまでも継続して活動しているそうです。

マニアの心得は「来る者は拒まず・去る者は問わず」の精神で?

「仕事じゃないんだし、せめて休みの日くらいは気の合う仲間たちと過ごしたい」という気持ちはとても理解できます。Facebookはもちろん、mixiもなかった時代。あるML(メーリングリスト)で知りあった方が、私が知りたいと思っている情報を、懇切丁寧に教えてくださったことがありました。いくら本を読んでも分からないことだったので、本当に感謝しました。その方をはじめ、その後知り合った方を含めて、いまでも交流があります。ここはぜひ「来る者は拒まず」の精神で!

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この記事の筆者:江上 透

CL副編集長。輸入車関連のセールスプロモーション、ウェブサイト、紙媒体、ラジオ番組の企画/制作/運営...