旧車は車両保険に「入れない」は間違い。大切にしてきた愛車で「入れる」のだ

最終更新日: 公開日:2016-03-03 | Posted in ライフスタイル by

結論から申し上げると、旧車でも車両保険に入ることは可能だ。

SNSで時々、自動車の保険について、「よくわからない」とか「契約できない」という話題を目にする。確かに少し複雑だし、めんどうくさいものであることはわかる。しかし、自分が運転中に万が一のことがあった場合、相手がある場合は当然相手の方に対する補償が発生するが、大切にしてきた自分のクルマの修理に関して保険が使えるかどうかは、その後の維持について大きな問題だ。

そこで今回は「旧車でも保険に入れること」を改めて説明したいと思う。

一般的に自動車にかかわる保険は大きく「自賠責保険」と「任意保険」に分かれている。このうち自賠責は加害者側になってしまった場合に最低限の対人の補償をするものであって、十分であるとは言えない。ただ、自賠責は契約をしないと車検を取得できないので、車検を通していれば、これは契約となっている。しかし、この保険だけではまったく十分ではない。対人は最低限、対物は補償されず、自分の側の損害はまったく補償されない。そこで「任意保険」を契約することになる。

「任意保険」には相手側を補償する保険として「対人保険」(自賠責ではカバーしきれなかった部分を補償)、「対物保険」があり、そして自分の側を補償する「車両保険」と「搭乗者傷害保険」に大きく分類できる。これ以外にもさまざまな特約があるが、今回ここには触れないことにしておく。

前置きが長くなったが、今回のテーマはこの自分の側の補償のうち、クルマの修理に関する保険である「車両保険」の契約に関して触れる。

保険の代理店には、保険会社から「車価表」(保険会社によって呼び方がちがったはず)という全メーカーの車の全グレードの車両保険引き受け時の車両価格のリストが配布される。車両価格以外に、「料率」と言われる「事故の起こしやすさ」を表す係数も載っている。スポーツカーや若者が好きそうなクルマは高く、ファミリーカーや年配の方向けのクルマは低くなっている。年式的には7~10年前くらいまでが掲載してあり、それより前の車の車両価格は都度相談となる。なぜ、都度かというと、それは個体によって価値が大きく変動するからだ。ただ、言い換えれば、ちゃんと相談して車両価格を合意できれば、車両保険の契約ができるということになる。

相談するのは、代理店と損害保険会社だ(東京海上日動とか、三井住友とか、あいおい等)。だから、相談することが不可能なネット申し込みでは、車両価格が決められない旧車はまず申し込みができない。よって、損害保険会社と相談・調整をして愛車の車両価格を納得のいく金額で合意までしてくれる代理店さんを探せばいい、ということになる。

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この記事の筆者:ryoshr

若い頃から空冷VWを楽しむ自称「クルマ好きのおっさん」。IT企業に勤務している知識を活かして、1990年...