ケーニッヒのメルセデス・ベンツはいまも日本に現存するのか?

最終更新日: 公開日:2016-04-26 | Posted in ライフスタイル by

もちろん答えは「YES」です。

先日、20代前半のクルマ好きの方と話す機会がありました。「ケーニッヒって知ってる?」と聞いたところ「知らないです」との回答でした。仕方ないですね。彼が生まれたのは1995年。その数年前に、日本で全盛を極めたのですから。

スーパーカーのボンネットにセクシーな女性がもたれかかっている写真(イメージ)が表紙のクルマ雑誌を、毎月楽しみにしていたんだよと伝えると、それって、コンビニだと別カテゴリーのところに並べられていそうですねとのこと。確かにそうかもしれません。

日本の路上でケーニッヒのメルセデス・ベンツを観たことがありますか?当時、筆者は高校生でした。この雑誌で紹介されていた、ケーニッヒのメルセデス・ベンツ(W126)が日本にあると知ったときは、テンションが上がりました。こんなすごいベンツを買ったひとがいるんだ…。いま思うと、なんて高校生でしょうか…。

かつて、日本の路上を席巻したケーニッヒのメルセデス・ベンツ

1990年前後、TBS系列で「所印の車はえらい」というテレビ番組がオンエアされていました。所ジョージ氏が司会で、テリー伊藤氏が制作に携わっていました。筆者はこの番組が何より楽しみで、今週はどんな企画だろうと、毎回ワクワクしながら観ていました。

あるとき、ケーニッヒコンプリートのメルセデス・ベンツSL(R129)が登場する特集が組まれました。このときは確か、RUF CTRやケーニッヒテスタロッサも登場していた記憶があります。ハードトップを外し、オープンの状態でベイブリッジ周辺を走る映像を観たときはしびれました。翌日には模型屋さんに行き、プラモデルを買っていました。

日本に存在していたであろうケーニッヒのメルセデス・ベンツたち

コンプリートや仕様を含めると、全盛期には一定数のケーニッヒのメルセデス・ベンツが存在していたはずです。実際に日本に存在していたケーニッヒのメルセデス・ベンツは1990年代前後のモデルに集中しています。

いまでも日本にはケーニッヒのメルセデス・ベンツは現存しているのか?

その多くが海外へと旅だったり、すでに廃車となってしまっているようですが、僅かながらでも現存していることは確かです。以前、ブルーブラックに塗られた「当時のケーニッヒ像そのまま」のW126とすれ違ったときは、Uターンして追いかけました(笑)。筆者も久しぶりに実車を見ましたが、痺れました。

輸入車事情に詳しいカレント自動車A氏に、ケーニッヒのメルセデス・ベンツの売り物があるか聞いてみました。

「正直、売り物は見掛けません。弊社スタッフが、ここ半年くらいのあいだにオークション会場で1,2台目撃しましたよ」

とのことでした。落札されたあとに、日本で売られるのかどうか…。元々、個体数が少ないモデルですし、愛好家は手放さない。仮に手放すような事情が起きた場合、身近な仲間などに声を掛けて水面下で取引きがあるはずですし、なかなか市場には出てこない類のクルマかもしれません。

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この記事の筆者:江上 透

CL副編集長。輸入車関連のセールスプロモーション、ウェブサイト、紙媒体、ラジオ番組の企画/制作/運営...