日本は世界に誇れるスーパーカーをつくれないのだろうか…。ボクが考える理由はこうだ

公開日:Posted in ライフスタイル by

この考え方をシフトさせねばスーパーカーは生まれてこない。

しかし、たった一台だけ、ボクが日本でスーパーカーだと認識しているクルマがある。
それは日産GT-R(R35)だ。

近代のGT-Rは1989年発表のR32に始まり、R33、R34へと発展した。
しかしR34GT-Rは2002年にその販売を終了してしまう。

簡単に言うと「利益が出なくなったから」だ。
そして、R34GT-R販売終了後も同じく「儲からない」という理由で後継モデルの話はなかなか見えてこなかった。

おそらく日本は世界に誇れるスーパーカーをつくれない。ボクがそう考える理由はこうだ

しかしながら、カルロス・ゴーン前CEOが日産のCEOに就任した際、「イメージリーダー」としてGT-Rが必要だと判断し、2007年に復活を果たしている。

つまり、採算性という合理的判断ではなく、イメージ=夢のために作られたのがR35世代のGT-Rだとボクは認識している、ということだ。

それまでの日本人社長ではなかなかできなかった「合理的ではない」判断をカルロス・ゴーン前CEOが行ったということになるが、結果的にこの「非合理的な」判断によって日産のイメージはガラリと変わったと言っていい。

もちろんこれはカルロス・ゴーン前CEOの計画したとおりだと思われるが、合理性(将来的に利益を得るために)のために非合理性(単体では儲からないクルマをつくった)を選択したということなのだろう。

[ライター・撮影/JUN MASUDA]

あわせて読みたい記事

この記事の筆者:JUN MASUDA

新しいモノ、テクノロジー好き。「クルマ好き」に分類されるはずだが、一般にはそれを隠して生きている...