「ポルシェ・ショック」で本当に人生が変わるのか

最終更新日: 公開日:2016-06-01 | Posted in ライフスタイル by

「ポルシェ・ショック」で本当に人生が変わるのか?幸か不幸か、本当に変わってしまった人間がここにいます。このような仕事をさせていただいているのも、もしかしたら、このときの原体験がきっかけなのかもしれません。

そもそも、筆者がポルシェ911に興味を持ったのは、スーパーカーブームの頃…ではなく、実はバブル絶頂期でした。ちょうど、930から964にフルモデルチェンジした時代です。

現在も発行されている、ある自動車雑誌の長期レポートの枠に、編集者の方が手に入れたという、新車(!!)の911ターボの記事を見つけたことがきっかけでした。

「ポルシェの神様」と呼ばれていた名メカニックの方とのエピソードや、マフラーの出口を黒ではなく、真っ白にする乗り方…慣らし運転ひとつでエンジンの回り方やパワーに差が出る…等々。他のクルマ雑誌では読んだことがないエピソードが満載だったのです。街中でポルシェを見掛けたことはあっても、当然ながら乗ったことはもちろん、触れたことなんて1度もありません。どういったことなのかを知りたくても、現在のようにインターネットで調べられる前の時代。教えてくれる人もいません。

当時、高校生でありながら「フェラーリに寄り添ってセクシーなポーズを取るお姉さんが表紙」の雑誌や、国産チューニングカーを紹介する雑誌などを、毎月のように買い漁っていました。前述のセクシーなお姉さんが表紙の雑誌を学校で読んでいたら、H本と勘違いされて担任の先生に没収されかけたのも、懐かしくもあり、恥ずかしい思い出のひとつです。

何とかしてポルシェに触れてみたいと思い悩む日々が続きました。そんなある日、いまでも付き合いのある幼馴染みが「地元の酒屋の社長さんがポルシェ持ってるよ」と教えてくれたのです。あとで知ったのですが、この社長さんが所有していたのは、930型の真っ白な911カレラ。コンクールコンディションと呼べるほど美しく磨き上げられた個体だったそうです。

その幼馴染みは前述の酒屋さんでアルバイトをしていて、仕事のあとにときどき社長さんのポルシェに乗せてもらっているというではありませんか!そこで幼馴染みに頼み込み、社長さんを紹介してもらいました。その後、ご縁あって、この酒屋さんでアルバイトとして採用してもらえることとなりました。

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この記事の筆者:江上 透

CL副編集長。輸入車関連のセールスプロモーション、ウェブサイト、紙媒体、ラジオ番組の企画/制作/運営...