昨夜、枕元に自動車関連の雑誌やカタログは置いてありましたか?

公開日:Posted in ライフ by

いくつになっても、書店に行くと、真っ先に立ち寄ってしまうのが自動車雑誌のコーナーです。

学生時代、多くの自動車雑誌が発売される毎月26日になると、通学途中にあるコンビニに立ち寄り、何冊も買い漁って学校へ行っていました。なかでも一番楽しみだったのが、毎回セクシーな女性が、フェラーリF40などのスーパーカーにもたれかかっている表紙が絶大なインパクトだった「輸入車をメインとした自動車雑誌」です。

学ランを着た高校生が、教室で「セクシーな女性が表紙の自動車雑誌」を読んでいるわけですから、クラスの女子からは別ジャンルの雑誌と誤解されていたような気が・・・しなくもありません。そんな目線が気にならないほど(実際は少し気になっていたかも・・・)、美しい写真とページを目一杯に使い、ていねいにレイアウトされた誌面を何度も何度も読み返したものです。

最近、気づいたことがあります。

地域によるのかもしれませんが、コンビニで自動車雑誌が置かれている割合が減っているような気がしませんか?

自動車雑誌

(※当記事は過去配信した記事の再編集版です)

かつて、海外のニューモデルやモーターショーなどの情報はもちろん、国内で発売される国内外のニューモデルに関する記事は、自動車雑誌が主たる情報源でした。また、個人売買や中古車の物件も然りでしょう。掘り出しモノが見つかると、急いで所有者の方へ連絡したものです。

いまや、インターネットを駆使すれば、国内外のあらゆる情報が得られるようになりました。以下の情報も同様です。

こちらに、自動車雑誌の発行部数が記載されています。

発行部数(一般社団法人日本雑誌協会 – JMPAマガジンデータ)
http://www.j-magazine.or.jp/data_002/m5.html
部数算定期間:2013年10月1日〜2014年9月30日
出典:一般社団法人日本雑誌協会

これは個人的な主観ですが、プロのカメラマンが撮影した美しい写真による「世界観の表現」と「読後感」では、紙媒体が廃れることはないと考えます。web媒体の記事だと、プロのカメラマンが撮影した写真は、インターネットで掲載する際にサイズや解像度が圧縮されてしまいます。ましてや、アクセスの大半がスマートフォンという時代。これはカレントライフも例外ではありません。デジタル一眼レフカメラでは自分の世界観を表現できない・・・と仰っていたカメラマンもいました(さすがにいまはデジタルに乗り替えたようですが)。

また、閲覧する環境(ハードウェア)に依存されるweb媒体の記事では、カメラマンが本来見せたかった世界観を表現するのは難しいといえます。それなりの価格帯の一眼レフカメラとレンズと、Photoshopなどのレタッチソフトを駆使すれば、プロカメラマンにある程度は近づける世界観が表現できる…ようになりました。もちろん、そこにはプロとアマチュアの歴然とした差があることは、数々の取材を通じて筆者が肌で感じています。

加えて、紙媒体とweb媒体では、ひとつの記事(ページ)ができあがるまでの「仕込み量」が圧倒的に違います。筆者は以前、まだ動作が不安定な時代のMacに振り回されながら、DTPオペレーターとして仕事していた時期がありました。データの作成からさまざまな工程を経て印刷物が完成したときの達成感と脱力感は、web媒体の記事ではなかなか味わえない体験でした。

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この記事の筆者:江上 透

CL副編集長。輸入車関連のセールスプロモーション、ウェブサイト、紙媒体、ラジオ番組の企画/制作/運営...