輸入車も例外なし。車検の光軸検査はロービームにて実施することに

最終更新日: 公開日:2015-08-27 | Posted in ライフスタイル by

2015年9月1日より「車検での光軸、光量、カットラインテストはロービームにてテストする」との通知が、今年の1月に自動車検査独立行政法人より通達されました。

(以下、自動車検査法人より)
平成27年9月1日から、平成10年9月1日以降に製作された自動車(二輪、大特除く)の前照灯試験について、原則、すれ違い用前照灯(ロービーム)により検査を実施します。なお、平成10年8月31日以前の製作車はこれまでどおり走行用前照灯(ハイビーム)で検査します。

今までの車検の検査ラインの光軸および光量テストは、ハイビームで実施していました。

これにはどのような背景があるのでしょうか。

自動車検査法人によると、平成7年12月に保安基準が改正され、ロービーム(=すれ違い前照灯)とハイビーム(=走行用前照灯)の概念が策定されました。それから程なくして、車検検査でのロービームを使用するようにとの通達が出ていましたが、当時の車検検査ラインの設備や、民間車検場の設備がロービームに対応していなく、そろうまでの措置としてハイビームでも検査可能としていました。ようやく各陸運局の検査ラインなどの設備が更新され、ロービームでの試験がほぼ完全にできるようになり、今年の通達となったとのことです。

ロービームは「すれ違い前照灯」で、ハイビームが「走行用前照灯」との定義ですが、この意味合いにも近年は違和感を感じます。それは、HIDに代表される技術の進歩により、ヘッドライトの明るさや調整が現代では大きく変わったからではないでしょうか。

現代では、通常走行時はロービームで走行し、真っ暗な田舎道や山道、またはたまに遠くを見渡したいときにはハイビームという使い方が一般的になっていきているように感じられます。

自動車検査法人にその点を確認したところ、そのような技術進歩に対応するべく今回の改正に踏み切った側面もあるようです。当然、輸入車についても製造年で区別され、例外はなしとのことです。

あわせて読みたい記事

この記事が気に入ったらCLに「いいね!」しよう

最新情報はFacebookページでチェック

この記事の筆者:江上 透

CL副編集長。輸入車関連のセールスプロモーション、ウェブサイト、紙媒体、ラジオ番組の企画/制作/運営...