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車悦

更新2023.11.22

鳥にも詩人にもなれないけれど、オープンカーのオーナーにはなれる

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中込 健太郎

秋になり気がつけばかなり冷える日も。お風邪など召されませんように。

さて。この時季いいのはオープンカーです。皆さんは乗られたことはありますか?

( ※編集部追記:当記事は過去にメルマガ配信した記事です。)

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しばしばカレントライフの話題にも登場しますのでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、現在私のもとには『シルビア・ヴァリエッタ』というS15シルビアの特装車で、オープンカーに仕立てたものがあります。

バックルを外し、ボタン一つでハードトップが開閉。瞬く間に馬肥ゆる青く天高い秋の空を独り占めできることになっております。オープンカーに乗るたびに、何がいいのか?よく自分でも考えるのですが、明確に断定できるようなことはありません。しかし、進化の過程で雨の日不便だからと、そうそうキャビンに屋根がついた自動車。それを今一度外し、外すだけにとどまらず、好みによって開閉の状態を選択できるようにした。これは間違いなく贅沢ですね。これに関しては正直自分でも「どこのお大尽か」と自分でも突っ込みたくなることしばしばであります。

シルビア ヴァリエッタ

鳥のさえずりや、落ち葉のかおり、コスモスの群生など、遮るものがないということで得られる恩恵が望外多いことに驚かされます。しかもそれはすべて情緒的に作用するものばかり。メカニカルな工業製品でこんなにも情緒的に作用する機械ってあるでしょうか。新しい日の訪れを喜び、走るほどに悦び、こんなにも素晴らしい環境に囲まれて生きているのだということに歓ぶ。

日常がそのまま慶事になる。オーバーな言い方をすればオープンカーをアシにするというのはそんなようなものだと思うのです。移動するとき雨雪が降らなければ基本的には屋根を開けます。

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「なんだかいい暮らししているなあ」と皮肉のように言ってくる人もいますので、言ってやります。「ええ、とてもいいご身分だと思います、自分でも。」何も返ってこなくなりますね(笑)鳥にはなれません、詩人にはなれません。しかし、オープンカーのオーナーにはなれる。少し乱暴な言い方をすればそういうことなのではないでしょうか。

[ライター&写真/中込健太郎]

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