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車悦

更新2023.11.22

憧れが現実に?VWはメルセデス・ベンツの追い上げについていけるか

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中込 健太郎

輸入車で台数の多いブランドと言えば、日本ではフォルクスワーゲンのイメージが強いのではないでしょうか。ドイツ勢は以前から日本では強かったのですが、実は今、メルセデス・ベンツの勢いが止まりません。6月の新車登録台数で見ると、メルセデス・ベンツが6,346台、VWは5,433台で900台ほどの差がついています。1~6月の累計新車登録台数ではメルセデス・ベンツが32,680台、VW:29,666台と、3,000台ほどの差がついています。

( ※編集部追記:当記事は過去にメルマガ配信した記事です。)



もちろん一対一対応ですべてのラインナップがライバル関係にあるわけではありません。しかし、比較的「輸入車=高級品=贅沢品」というところから外れた認識が早い段階から広まっていたフォルクスワーゲンを、高級車の代名詞のようなメルセデス・ベンツが大きくリードする状況は注目に値するということではないでしょうか。ここだけをみても、もはや「メルセデス・ベンツは限られた人の為だけのもの」ではないことをマーケットが認めた一つの現れではないでしょうか。

その上で、「バリューフォーマネーにタイヤがついたような」フォルクスワーゲン、出遅れていた(そして追うかたちになる原因の一つであることは間違いない)ディーゼルモデルも後半では導入が噂されていますし、あらゆる導入計画が前倒し、しかも、極めて挑戦的な価格設定で矢継ぎ早に日本へ上陸を果たしています。



「フォルクスワーゲン」を世界統一で広めている中「ゴキゲン!ワーゲン」と自社の呼称を崩してプロモーション展開に乗り出してもいます。二台ボリュームを持っている輸入車の代表的なこの二つのブランドの戦略が輸入車全体、そして日本における自動車マーケットに与える影響は無視できないでしょう。「憧れが現実に」本当にそんな時期に来ているのかもしれません。

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