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車悦

更新2023.11.22

クルマがあったからこそできた体験、発見、経験。2017年を振り返ってみた

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中込 健太郎

2017年も、もう残すところあと一週間を切ってしまいました。

今年は特に早かった。しかし駆け抜けたというより、あたふたしたままあっという間に終わってしまった、というような印象が実に強いです。2018年はもっと充実の一年にしていきたい。そんな風に思います。

中込 健太郎

さて、とはいえ、自動車も発明されて以来、最大の変革期を迎えていることはほぼ間違いないでしょう。そんな2017年もいろいろと新しい技術、発表がありました。やはり一年を通して感じるのは、加速する電動化、でしょうか。ここ数年、電気自動車はずいぶんと一般化してきました。日産リーフもフルモデルチェンジを迎えましたし、そこへの布石としてのハイブリッドカー、プラグインハイブリッド、燃料電池車など、様々な車種が登場し、それぞれのメーカーの考え方、スタンスなどを深く反映したクルマがさらに増えてきたようにも思います。そのリーフも航続距離400キロが謳われるようになり、いよいよ特殊車両ではなく普通に使えるクルマになってきた、といえるのではないでしょうか。

しかし、個人的にはその満充電での航続距離以上に、あの急速充電でも、より高効率化している充電特性。そしてその航続距離がもたらす、充電ポイントの選択肢の拡大こそ、自動車としての可能性を広げていると感じるわけです。これでこそ電気自動車。そう言えるものが増えてきているという印象です。

中込 健太郎

併せて、安全運転支援装置の進歩も目を見張るものがあります。悲しいですが、危険運転で人の命が奪われるケースが、今年は多数報じられました。そういったものを提言することにも大いに期待したいものですね。

一方、そんな中で、旧来の内燃機関をはじめとした自動車技術の可能性を再評価する話題もいくつか出てきました。直列6気筒エンジンへの回帰、FRモデルを再びという話題もありました。温故知新。自動車の黎明期のエンジニアたちの先見性に改めて感心させられたものです。

中込 健太郎

また個人的には、モビリティの果たす重要性、価値。交通のカテゴリーとして、自動車の可能性にもいろいろ想いを馳せる一年でした。A点からB点に移動させるにとどまらず、その向こうで、それによって感謝する人がいて、そういう感謝の意を受けた時は、動いた人間の励みになる。コミュニケーションの中核のクルマの果たす価値はまだまだ多いと思いました。

限界集落を救うのもクルマかもしれません。運送業界をはじめ、ドライバー不足も由々しき事態です。それはいくつかライター業の傍らで現場を見て感じたことです。パーソナルな時間を標準装備しているクルマ。そして輪を作り、つなげるクルマ。ミクロからマクロに至るまで「すなわち社会」なのだなと感じることが多かった一年でした。

もともと買取の現場におり、その時の経験が少なからず今の糧になっている私ですが、ドライバーとして、またクルマを見守る一人の人間として、2018年もより現場に近いところで見分を広げていければと思う次第です。

中込 健太郎

来年はどんな新しい形に出会えるのでしょうか。2017年にも増して、さらにクルマに注目していただきたいですね、来年も。そして皆さま、くれぐれも安全運転で。しかしクルマがあったからこそできた体験、発見、経験をこの年末、そして来年もたくさんしていただきたいものです。

良いお年をお迎えください。

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