日本には正規輸入されなかった2代目フォルクスワーゲン・パサート・ヴァリアント(B2型)。使い込まれた外観がむしろ美しい

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エンジンは1.3リッターの4気筒〜2.2リッターの5気筒ガソリンエンジン、1.6リッターのディーゼルエンジンのターボあり・なし、と多種多様なエンジンが搭載されました。この個体のリアには「TURBO」のシールが付いていて、額面通り受け取れば1.6リッターのターボ・ディーゼル搭載モデル、ということになりますが、実際のところはエンジンルームを見てみないとわからないですね。見るからに走り込んでいて、様々な場所の凹みはそのまま、色も合っていない塗料でちょいちょいとタッチアップしているところをみると、オーナーは自分で直したりいじったりするのが好きな方なのかもしれません。

Hナンバーを掲げていても、クルマの程度は様々

フォルクスワーゲン・パサート・ヴァリアント(B2型)

CLでは多くのHナンバー車をご紹介してきましたが、今までCLに掲載されたクルマたちはどれも綺麗な外観を保った個体が多かったため、「Hナンバー車=綺麗に維持されたクラシックカー」というイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれません。ところが、ドイツ現地ではそれこそ「こんな状態で走れるのか?」というようなボロボロのクルマから新車同様に維持されたクルマまで、様々な程度のクルマがHナンバーを掲げて走っています。

フォルクスワーゲン・パサート・ヴァリアント(B2型)

このパサート・ヴァリアントは、今まで見てきてたHナンバー車の中でも特に、オーナーが肩肘張らずに気楽に愛車との生活を楽しんでいる様子が伝わってきて、筆者はとても清々しい気分になりました。古いクルマの楽しみ方は人それぞれ。自分なりのペースで、愛車を手入れしながら維持していく。いつの間にか雨は上がって、ウインドウに残った雨粒がきらきら反射するパサートを筆者はとても美しいと感じました。このパサートはこれからもきっと、オーナーとの二人三脚でドイツの地を走り続けていくことでしょう。

[ライター・カメラ/守屋健]

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この記事の筆者:守屋 健

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