「フォルクスワーゲン・タイプ2」はクラシックカー・マガジンの表紙を飾るほど、ドイツでも人気者!

公開日:Posted in ドイツ現地レポ by

ドイツでキャンパー(寝泊りできる設備を備えた車両)というと、自走式よりも牽引式の方が一般的で、セダンやステーションワゴンがトレーラーを引く姿を日常的によく見かけます。とはいえ、自然の中で過ごすことが大好きなドイツ人ですから、自走式のキャンパーを見かける数は日本よりもずっと多いです。そんなドイツで、これは!というキャンパーを見つけました。今回ご紹介するのは、フォルクスワーゲン・タイプ2です。

ブラジルでは2013年まで生産された長寿モデル

見るからに新しく塗り直された黄緑色のボディと、ウィンドウから覗くボディと同色に揃えたカーテン。バンパーやルーフ、ホイールキャップには所々サビが浮き出ていますが、普段の使用には問題なさそうです。今の時期には使わないとは思いますが、フロントウィンドウの中には扇風機も設置されていますね。オーナーが週末などに時間をかけてコツコツと仕上げている様子が浮かんできます。

フロントとリアにはHナンバーが掲げられていますね。
Hナンバーとは、ドイツにおける自動車制度のひとつで、Hはドイツ語で「Historisch=歴史上」という意味を持ちます。Hナンバーが付与されるのは、製造から30年以上経過した、大幅な改造を施していない車両で、かつ「歴史的な工業製品価値を維持している」と認められた個体に限られます。このナンバーが付与されると、自動車税や自動車保険が優遇されるという、旧車を愛する人々にとってはとてもありがたい制度なのです。

あわせて読みたい記事

この記事の筆者:守屋 健

鹿児島県出身。幼い頃、歯医者の待合室で偶然手に取った自動車図鑑、それに載っていた緑のポルシェ911タ...