名前は同じだけど、車体は別物?どことなくユーモラスなヨーロッパ版スズキ・アルトを見かけて

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ベルリンのような都市圏で生活していると、どうしても目で追ってしまうのが、AセグメントやBセグメントといったカテゴリーに属している小型車たちです。狭い道路でもスイスイと入っていき、サクサクと縦列駐車をこなす小動物のようなその姿は、まさに「市民の足」と呼ぶにふさわしい存在です。

今回取り上げるのも、そんな可愛い「市民の足」に挙げられるクルマのひとつ、スズキ・アルトです。リアのエンブレムにはたしかに「アルト」と書かれていますが、パッと見た感じではなんとなく違和感が…。その違和感の元は「サイズ」なのですが、後々レポートしていきたいと思います!

衝撃の低価格で登場

スズキ・アルトといえば、日本では言わずと知れた2ボックススタイル・軽自動車の代名詞的存在です。アルトの初代モデルがデビューしたのは1979年。当時60万円以上が相場だった軽自動車の新車販売市場において、本体価格「47万円」で登場し、市場に衝撃を与えました。その徹底的なまでのコストを抑えた設計は、当時小型車の研究を進めていたゼネラルモーターズの目に止まり、大きなショックを与えたと言われています。その結果、スズキはゼネラルモーターズとOEM契約を結び、「ジオ」(ゼネラルモーターズの下位ブランド)向け車種の生産を受け持つようになるのです。

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この記事の筆者:守屋 健

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