ドイツの都市部の風景にもはや欠かせない存在となった「スマート・フォーツー」。ドイツで支持される理由は?

最終更新日: 公開日:2018-12-06 | Posted in ドイツ現地レポ by

フォーツーがドイツで受け入れられている理由その1。ドイツの都市部では路上駐車もしくはパーキングチケットが基本なので、駐車スペースが慢性的に不足している、という点が挙げられます。こんな時こそ、全長3メートル足らずのスマート・フォーツーの出番です。

初代モデルでは全長わずか2,500mm、現行型でも2,695mmしかないフォーツーは、道路に対して直角に停車することができます。歩道側の道路の幅は2,500mmなので、現行型では少しはみ出してしまうのですが、歩道に少し乗り上げるなどして、あまり現地の人々は気にしていない様子。とはいえ、このスマートの「直角駐車」が合法か否かは、たびたびドイツ、そして周辺国では議論の的となっているようで、実際にオーストリアではこの駐車方法は禁じられています。

そもそも、ドイツには日本の車庫証明にあたる決まりそのものが存在しません。また、都市の中心部では駐車許可証がないと停められないエリアが存在する場合もありますが、そうした場合、駐車許可証は近隣の住民に発行されます。住民は近くの路上に停めてね、というわけです。日本のようにコインパーキングがそこら中にある、という状況とはかけ離れているので、都市部でクルマを日常的に使う人にとって「駐車スペースを探すことなく、停めたい時に停められる」という「性能」は、フォーツー以外の他のクルマでは代用がきかない、ということなのでしょう。

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この記事の筆者:守屋 健

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