アイキャッチ画像
ドイツ現地レポ

更新2023.11.22

まるで大晦日の上野アメ横?ドイツ旧市街の土曜日の過ごし方

ライター画像

中込 健太郎

日本にいると、大都市部ではちょっとした交差点には一件くらいコンビニがあり、田舎に行ってもクルマで出かければ日曜日でも買い物ができるもの、そんな便利な暮らしが普通になってしまいましたね。ドイツからのレポート、ドイツはそうではないというお話です。

ドイツ旧市街の土曜日はまるで大晦日の上野アメ横

ドイツの街は毎週土曜日は大勢のひとで賑わうそうです。旧市街の土曜日はまるで大晦日の上野アメ横のようだといいますから、それはすごい賑わいでしょうね。しかし一転、日曜日はシーンと閑散、静まり返るのだとか。日曜日はお店もほとんどやっていないのだそうです。日本だとお正月でしょうか。そんな静けさだといいます。ドイツでは差し詰め、大晦日とお正月が毎週繰り返されているような感じでしょうか。

ドイツ旧市街の土曜日はまるで大晦日の上野アメ横

これはドイツの閉店法という法律にあるようです。これは宗教的な背景が大きく影響しているのでしょう。神は7日目に休息をとった、とされていることから、聖書を経典とする宗教では日曜日は安息の日であると定めています。確かにキリスト教、ユダヤ教の国ではホテルの朝食もその場で火を使って作ったものは出されず、卵料理は前の火に作っておけるゆで卵になるとか、積極的に何かをしてはいかない、ということで、エレベーターも階指定のボタンが押せず全機「各階止まり」になっているとか、徹底していたにはちょっと驚いたものです。

日本のコンビニが進出していないのはこうした背景が強いかもしれませんね。しかし不便そう…と思ったものの、しっかりメリハリをつけて一週間を過ごすというのもいいのかなと思ったりして。日本は平日も週末もなくせわしないかもしれません。その国の暮らしに触れるのも異国探訪の醍醐味と言えるでしょう。

[ライター/CL編集部・中込健太郎 カメラ/ドイツ駐在員]

外車王SOKENは輸入車買取20年以上の外車王が運営しています

外車王SOKENは輸入車買取20年以上の外車王が運営しています
輸入車に特化して20年以上のノウハウがあり、輸入車の年間査定申込数20,000件以上と実績も豊富で、多くの輸入車オーナーに選ばれています!最短当日、無料で専門スタッフが出張査定にお伺いします。ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する二重査定は一切ありません。