かつての名門も現在は危機的状況?雨に濡れた姿が艶かしいランチア・Y(イプシロン)を発見

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ドイツの長い冬も、ようやく終わりが近付いてきました。厚い氷に覆われていた湖も少しずつ溶け、森にも鳥のさえずりが戻ってきています。天気が悪い日は雨がしとしとと降るのみで、雪やみぞれに変わることはほとんどありません。そんな雨の日に、少し懐かしく、また日本ではあまり馴染みのないハッチバックと出会いました。雨に濡れた緑色の車体が艶かしい、ランチア・Y(イプシロン)です。

エンリコ・フミアの手によるデザイン

ランチア・イプシロンは、イタリアの名門ランチアのボトムを支える、プレミアム・コンパクトカーです。写真の個体は、1995年から2003年にかけて生産された初代モデル。ランチアのネーミングはギリシャ文字に由来するものが多く(ベータ、ラムダ、ガンマ、デルタ、カッパなど)、イプシロンもその伝統を受け継いでいます。ギリシャ文字「Y」で「イプシロン」と発音しますが、実はドイツ語のアルファベットも「Y」を「イプシロン(またはユプスィロン)」と発音します。

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この記事の筆者:守屋 健

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