日本のみならず、ドイツでも希少なランチア・リブラ。そのステーションワゴン・タイプにベルリンで遭遇!

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ランチア・リブラの基本デザインを手がけたのは、ピニンファリーナ在籍時からランチア・テーマなどのデザインに関わり、ピニンファリーナ退社後はランチアのデザインセンター(チェントロスティーレ)を立ち上げ、初代イプシロンのデザインをまとめ上げたエンリコ・フミアでした。リブラは当初、初代イプシロンと共通のデザインコンセプトのデザインをまとっていて、とくにフロントマスクやリアビューは、同じブランドとしてのアイデンティティを感じるものでしたが、リブラの完成前にエンリコ・フミアは突如、退社してしまいます。

一説によると、エンリコ・フミアはランチア首脳部とデザインについての折り合いが悪く、意見が対立しがちだったと言われています。結局、エンリコ・フミアの後を継いだ後任のマイケル・ロビンソンがフロントマスクを中心にデザインを変更、発表にこぎつけています。

ランチアでは珍しい、丸みのあるデザイン

ランチアといえば、WRCでの伝説的な活躍が今でも強烈な印象として残っている方も多いのではないでしょうか。ストラトス、037ラリー、デルタS4、デルタHFインテグラーレ…しかし、これらのモデルはどちらかというと角ばったデザインのクルマばかり。とくに、市販されていたデルタHFインテグラーレ・エヴォルツィオーネ2などは、太いタイヤを収めるためのオーバーフェンダーがこれでもかというほど張り出した、迫力あるルックスが特徴でした。

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この記事の筆者:守屋 健

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