アイキャッチ画像
ドイツ現地レポ

更新2023.11.22

ドイツのパトカーで緑はわりと珍しい。パトカーの色が違う理由とは

ライター画像

中込 健太郎

パトカーは日本では白と黒、のはずですが、実は最近各地で導入が進んでいるスバルレガシイのパトカーの通常の白い部分、なんでも「パールホワイト」なのです。これはなんでも、設定色の中にソリッドの白がないからだ、というのがもっぱらの噂。果たして本当でしょうか?しかし、さすがレガシイ、なんでもおまわりさんたちの評価も上々とのこと。いつも私たちの生活の安全を守ってくれてありがとうございます。そんな中に「ドライビングプレジャー」があるとすれば、それってとても素敵なことだと思いませんか?さて、ドイツからパトカーの話題が届きました。

(編集部追記:当記事は過去配信した記事の改定版です)

ドイツのパトカーは緑。でも割りと珍しい@ドイツ現地レポ

ドイツのパトカーは緑なんですね。ただ、これはなんでもわりと珍しいそうです。ドイツはEU加盟前はグリーンでしたが、現在のパトカーはラインがブルーのものが多いようですよ。EU加盟、統合された時にはすべてブルーで統一になった模様です。しかしグリーンも地方によっては、特に田舎など多数残っていて現在は混在しているのだそうです。パトカーの色が違うというのは日本では経験のないこと。どのような感じなのでしょうか?興味深いところです。

ドイツのパトカーは緑。でも割りと珍しい@ドイツ現地レポ

ドイツではスラングで「みどりの人」というスラングがあるそうです。警察官が緑の制服を着ていたりしてそれを指してそういったのでしょう。そんなこともあって緑が警察の代名詞だったのでしょう。そんなことで、ドイツのパトカーの色が、白地に「緑」のライン。全く不思議なことではありませんね。それがEUに加盟してからは青になっているそうです。時代の流れ、世の中の変化、身近なパトカーの色もそういうもので変化するのですね。

しかし、今でも、地方を管轄する警察などでは、緑がアクセントに入ったものが今でもあるようですね。フロントの「POLIZEI」の字、鏡文字というか、逆さまになっているのですね。これなら、自動車を運転していてリアを見たときに、色だけでなく「警察だ」と気付きますね。とても実用的、こういうところにも質実剛健なドイツのイメージにぴったりですね。



少し話が変わりますが、警察に呼び止められる。これ自体、どうもどっきりしますね。別に後ろめたい事がなくても、警察が追いかけてくるのはいやなものですが。ただこういうことも含めて、ドイツの法令遵守の考え方は理にかなっています。例えば道路の交通法規。日本でもオービスシステムなどがあり、違反をすると減点、取り締まりの対象になりますね。

しかし、制限速度を超えると、その速度によって反則金、免許停止などの罰則が課せられます。10キロオーバーくらいでは取り締まりになることはあまりないでしょう。しかしドイツでは制限速度を超えた時点で、自動速度取り締まり機が作動します。町中などでは、その制限速度がなぜその速度になっているのか、明確なのです。それを超える速度にはしっかりとした理由があるのです。ですから「10キロくらいいいだろう」は通用しません。ドイツに行ったら気をつけましょうね。

[ライター/中込健太郎 カメラ/ドイツ駐在員]

外車王SOKENは輸入車買取20年以上の外車王が運営しています

外車王SOKENは輸入車買取20年以上の外車王が運営しています
輸入車に特化して20年以上のノウハウがあり、輸入車の年間査定申込数20,000件以上と実績も豊富で、多くの輸入車オーナーに選ばれています!最短当日、無料で専門スタッフが出張査定にお伺いします。ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する二重査定は一切ありません。