質素なエクステリアに隠された驚きの悪路走破性!ジウジアーロの傑作小型車、4WDモデル初代「フィアット・パンダ4×4」

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世はまさに空前のSUVブーム。オフロード走行を主眼に置いたモデルから、オンロードが得意なデザイン重視の2輪駆動モデルまで、さまざまな車種が各メーカーから次々と発表されています。ランボルギーニやロールス・ロイスからSUVがリリースされたことに驚いた方も多いのではないでしょうか?

一方で、SUVのような大げさなスタイルをしていなくても、悪路を走破する能力が高く、それゆえに重宝され続けるクルマも存在しています。今回ご紹介するのは、質素なスタイルの下に低出力のエンジンを収めながら、驚きの走破性能を秘めた小型車の傑作、初代フィアット・パンダ4×4です。

バカンスを返上して開発に没頭

初代フィアット・パンダが発表されたのは1980年。労働争議やオイルショックが重なり、経営状況が急速に悪化していたフィアットは、社内のリストラと並行して新型車開発を進める決意をします。旧式化が進んでいたフィアット126に代わる、革新的な新しいベーシックカーを作り上げる計画は「プロジェクト・ゼロ」と名付けられました。

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この記事の筆者:守屋 健

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