アイキャッチ画像
ドイツ現地レポ

更新2016.04.08

Hナンバーを持つタルガボディのポルシェ911、間違いなく一生モノの1台

ライター画像

松村 透

ここ数年におよぶ、空冷ポルシェ911の価格高騰に、驚き、戸惑い、そして複雑な思いをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。カレントライフでもしばしばこの話題についてご紹介しています。

さて、今回ご紹介するのは、ドイツから送られてきたHナンバーを持つ、タルガボディのポルシェ911の画像です。リアのエンジンフードに「Carerra 3.0」というバッチを掲げた個体です。1976年〜77年あたりに製造・販売されたモデルでしょうか。Hナンバーが誇らしいですね。

10352207_671732042933959_8782321449132133463_n

シャンパンゴールドメタリックのボディカラーのタルガモデル。少し前の日本なら、長きに渡り不遇な扱いを受けてきたと想像できそうですが、991タルガがリリースされたあたりからのタルガ人気はすさまじいですね。クーペモデルよりも遙かに希少な分、幸運にも手に入れることができたとしたら、間違いなく一生モノの1台といえそうです。

こちらのタルガ、マニアな目線で追っていくと、リアガーニッシュのところに黒い「PORSCHE」の文字が見当たりません。後期モデル用のガーニッシュに交換されたものでしょうか。

決してスペシャルな装備やメーカー純正の(いわゆる「ファクトリー物」の)カスタマイズが施されているわけではないのに、どこかただならぬオーラを放っているこのタルガ。それはきっと、このクルマのオーナー氏が、並々ならぬ愛情をこのタルガに注いでいる雰囲気がにじみ出ているからではないかと思えてならないのです。

いつまでも大切に乗っていたい、Hナンバーを持つポルシェ911タルガ

最新のポルシェは最良のポルシェ。

何十年ものあいだ、いい尽くされてきたこのフレーズに抗うことはできないのも事実です。しかし「最高のポルシェ」に最新モデルが当てはまるとは限りません。そこがポルシェ911の奥深さであり、歴代のモデルにそれぞれのファンを獲得している所以かもしれません。

外車王SOKENは輸入車買取20年以上の外車王が運営しています

外車王SOKENは輸入車買取20年以上の外車王が運営しています
輸入車に特化して20年以上のノウハウがあり、輸入車の年間査定申込数20,000件以上と実績も豊富で、多くの輸入車オーナーに選ばれています!最短当日、無料で専門スタッフが出張査定にお伺いします。ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する二重査定は一切ありません。