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週刊中年フライデー

更新2016.04.02

昔のカルビープロ野球カードならプロ野球スナック版!記念すべき1番は長嶋でした

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山本 圭亮

仮面ライダーカードに続いて日本中を圧巻したトレカ付きスナック菓子といえば・・・

ども!カレントライフのファンの皆様こんにちわ!今回の「週刊中年フライデー10号」は昭和の逸品番外編!昭和世代の野球好き男子が熱狂した逸品!「カルビープロ野球カード」です。山本編集長と天然系バイト星野が今週もお送りいたします!

ここは、某県の「週刊中年フライデー」編集部。最近、愛車フィガロのエンジンブローにより落ち込んでるデコボココンビが編集会議中であります。ちょっと覗いて見ましょう!


山本「星野君!今回はクルマからちょっと離れた野球カードの特集だ!」

星野「編集長!自分のクルマが壊れたので逃避したいんですか?」

山本「・・・・(星野君、はっきり言ってくれるね・・・うううう・・・・)と、とりあえず今回も行って見ようか!」

星野「で、カードはあの日本ハムのホームランソーセージに付いていたカードですね?」

山本「え~と、そっちではなくカルビーのプロ野球カードです・・・はい。(なぜ、そんなマイナーなカード知ってるんだろう?)・・・」

・・・・編集部の相変わらずの茶番劇はほっとき、説明しよう!


1973年の発売当時は巨人の選手が中心でした


週刊少年フライデー10号1

「カルビーのプロ野球スナック」は、73年に発売されたカード付きスナックとして「仮面ライダースナック」の大成功に続き、カルビーが送り出した大ヒット商品で、現在も販売しつづけており、その時代時代のファンを魅了しています。当初は、巨人人気に乗っかり「王、長嶋」中心のカード(記念すべき1番は長嶋でした)が多かったですが、実は「地方版」と言う物も存在していました。九州地方は「太平洋クラブライオンズ」のカード。山陰地方には「広島カープ」のカード。関西地方には「阪神タイガース」のカード。そして、東海地方には「中日ドラゴンズ」のカードがあって現在では「超レアカード」として、何万円と言う値段でマニアの間で取引されています。当時、その地方に住んでいらっしゃって、実家等にカードが眠ってる方は一度探してみてはいかがでしょうか?お宝が出てくるかも知れませんよ?

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助っ人外国人もカードになってました!助っ人外国人は野球界の輸入車ですね


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「プロ野球カード」は、当時、日本にやって来た「輸入者」である助っ人外国人もカードになりました。ジョンソン(巨)、マーチン(中)、ホプキンス(広)、ロジャー(ヤ)等は、人気があり多くのカードも作られました。70年代は、プロ野球界も自動車業界も「輸入車(者)」が注目され始めた時代だったのかもしれません。そんな世相も子供向けのお菓子である「プロ野球カード」は写し出していたのでしょうか?そう言えばお菓子も、仮面ライダースナックではオリジナルの甘いスナックだったのが、プロ野球スナックでは「サッポロポテトバーベQ味」(のちにポテトチップに変更)なっていたのも、外国を意識していたのか意味があったのかもしれませんね。私はその当時、お金持の子がカード欲しさに「箱買い」した要らないお菓子をもらい、ダブったカードもいただき喜んでいました(笑)。そんな記憶がある方、私以外にもいらっしゃるのではないでしょうか?

懐かしいユニホーム全開です!あなたは何チームわかりますか?


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74年、75年になると、巨人以外のカードも多く作られるようになりました。今は亡き、「南海ホークス」、「阪急ブレーブス」、「近鉄バッファローズ」、「大洋ホエールズ」などは懐かしい限りですね。そして、現在とユニホームのデザインが大きく違う「日本ハムファイターズ」等も珍しいカードではないでしょうか?これらのカードのチームの多様化は、巨人中心のプロ野球から、地域に根付くファン獲得の第一歩になったと思います。テレビ中継が巨人戦に限られていた関東地方では、多くの選手の素顔をこのカードで知ることになりました。個人的には、阪急ブレーブスの山田久志投手のカードが大好きでしたね(笑)。しかし問題もありました。12球団中、1球団だけカードが作られていない球団が、長い間あったのをご存知だったでしょうか?そうです。カルビーのライバル、「ロッテ」です。1984年までカルビー側ではなく「ロッテ」側がNGだったそうです。当時のロッテファンや選手は、何か可哀そうな気もします。いづれにせよ1メーカーが作った「カード付きお菓子」が、当時の時代背景を映し出していたのではないか思うと、「昭和の逸品」も見方が変わってくるのかもしれませんね。


星野「編集長!私は阪神の「ラインバック」と「ブリーデン」が大好きでした!それと、大洋の「シピン」と「ゲーリー」も好きです!」

山本「星野君?なぜそんなマニアックな外国人助っ人を知っているの??」

星野「そんなに詳しくないですよ?あっ、球団は「日拓フライヤーズ」と「クラウンライターライオンズ」も好きでしたよ?」

山本「星野君、わかった・・・・君には勝てないかも知れない・・・・(泣)」


と言うことで、今回の「カルビープロ野球カード」いかがでしたか?もっとマニアックな逸品をご紹介できればと思っていますので、次回の「週刊中年フライデー」をお楽しみに!金曜日にまたお会いしましょう~!

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