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週刊中年フライデー

更新2016.06.21

絶滅危惧種ばかり?海外オークションにおけるレアな名車たち

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山本 圭亮

ども!カレントライフのファンの皆様こんにちは!1週間のご無沙汰でした!今回の「週刊中年フライデー35号」は、マニアの逸品「海外オークションにおけるレアな名車たち」です。今週も山本編集長と天然系バイト星野がお送りいたします!

ここは、某県の「週刊中年フライデー」編集部。「西城秀樹派」の編集長と、「野口五郎派」の星野くんのデコボココンビが編集会議中であります。ちょっと覗いて見ましょう!

yamamoto山本「星野君!今回は『海外オークションにおけるレアな名車たち』だ!」

hoshino星野「今回のネタは意味があるんですか?まるでビックバンベイダーのTPGのようですね?」

yamamoto山本「うーん?今ここで『たけしプロレス軍団』の話はどうでも良いのだが・・・。」

hoshino星野「まあ、ネタ的には『これっきり』と言う意味ですよね。」

yamamoto山本「・・・・・。ま、まだわからないじゃないか・・・。」

hoshino星野「だってあれっきりベイダーだって・・・」

yamamoto山本「・・・・。話がプロレスになってるんですけど・・・・。」

・・・・編集部の相変わらずの茶番劇はほっとき、説明しよう!

さあ!皆さん!今回は「海外オークションにおけるレアな名車たち」ですよ!日本でもたまに飛んでもないクルマにお目にかかる事のある「オークション」ですが、海外のオークションではレアなクルマが出品されている事が多いですよね!そんなクルマを今回は皆様にお送りいたします!

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「すみません。どちらさまでしょうか?」

ガズ ボルガ M24 1972年製 (露) オークション開始価格 $6300

正直しりませんでした(笑)「ガズ ボルガ M24」は、旧ソ連のクルマですが、写真を見たときアメ車かと思ったデザインです。それもそのはず、アメリカのフォードとの共同事業で創業されました。4気筒2500CC 86馬力の平凡ながら旧ソ連時代は「マイカー」のイメージは無く、政府の要人用のクルマだったのかも知れません。ですから、あまりモデルチェンジも無く1990年代まで、このモデルはあったようです。最後には6気筒3000CCのエンジンや、イギリスからローバーやプジョーのディーゼルエンジンのヴァージョンが追加されたそうです。しかし、約63万円で落札できても、部品の確保とか独自のルートが必要となってくるのでしょうか?

VOLVO
「リアビューの美しさはこのクルマはずば抜けてました!」

ボルボ P1800 エステート 1972年 (瑞) オークション開始価格 $23900

「ボルボ P1800 エステート」はスウェーデンの自動車メーカーの勇で、「SAAB」と並び雪が似合う「ボルボ」のスポーツカー「P1800」のスポーツワゴンとして、1972年に発売されました。元々、このP1800は「カルマン」が設計に関わる予定だったのですが、大人の事情で撤退。そこに手を差し伸べたのが「ジェンセン」でした。その面影が残るリアは「リライアント・シミターGT」にも似て、曲面ガラスとロングボディのアンバランス差がたまらないデザインでした。しかし、クラッチの重さはトラックと同じ程重いとの酷評を受けて、僅か2年で生産中止となってしまいました。ですから、程度の出物は世界中で探しているコレクターがいるそうです。約230万円の価格は妥当なのかも知れませんね。ただ、足は鍛えていないと辛いと思いますが?

TR7
「トライアンフの事実上の末弟!」

トライアンフ TR7 1976年 (英) オークション開始価格 $3955

「トライアンフTR7」は、イギリス名門トライアンフ一族の事実上の末弟と言われています。この後にTR8がローバーV8エンジンの3500CCで、2000台ほど北米輸出用として発売されるのですが、TR7は1974年から7年間販売され約12万台生産されました。よって「末弟」と言われていたようです。エンジンはSOHCの2000CC 105馬力と平凡ですが、独特のデザインが好き嫌いを激しくさせ「賛否両論」のクルマになってしまったのかも知れません。しかし私は個人的に大好きで、少し前に日本のオークションにも出品されていて落札を本気で考えていたほどです。この約40万円と言う価格はとても魅力ですが、乗ったら苦労するんだろうな~と考えるだけでワクワクする1台です。

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「ラグジュアリーサルーンと言えばこのクルマ!」

マセラティ・クアトロポルテ 1983年 (伊) オークション開始価格 $14900

「マセラティ・クアトロポルテ」は1963年に発売されたスポーツ走行とサルーンの快適さを兼ね備えたセダンで、このオークションに出品されてるクルマは1983年製の3代目クアトロポルテです。この時代は「マセラティ」「シトロエン」「デ・トマソ」とメーカーが入り組み、激動の時代でありながらこのような堅実なクルマを作るあたりが、イタリアの凄い所だと思います。エンジンは伝統のV84200CCの255馬力と性能も優れていて、このような状態のいいものが約150万円程で手に入れられるのは買いではないでしょうか?ちなみに私は「222」に乗っていましたが、本当に良い車でした。ただし修理費はちょっと高めでしたね(笑)マセラティと言うクルマには、それを含めても乗ってみたい魔力があるのかも知れませんね。

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「もう日本では『絶滅危惧種』入りしてしまった1台です。」

フォルクスワーゲン シロッコ 1980年 (独) オークション開始価格 $20350

「フォルクスワーゲン シロッコ」は、1974年から販売されたカルマン製造の3ドアハッチバック車です。この個体は1980年製なので初代の後期にあたります。デザインはあの「ジウジアーロ」で、生産台数は500000台に上りヨーロッパではヒットしました。日本ではヤナセで販売されていましたが、当時の販売価格が240万円程だったのと、「ゴルフ」人気もあり当時から希少だったのかも知れません。その後、角目の2代目が1992年まで販売され、1度シロッコはライナップから消えるのですが、最近2008年になって復活します。しかし、初代シロッコの残存数はかなり低く、希少価値になっているようで、オークション価格の約200万と言う価格もしょうがないのかも知れません。でも、このクルマは程度が凄く良さそうなので、日本で走らせたらきっとヒーローになるかも知れませんね?

LADA
「真四角なデザインの中に乗用車の基本形を見ることができます(笑)」

ラーダ VFTS 1984年 (露) オークション開始価格 $2550

「ラーダ」と言うと、最近ロシアから輸入された4駆が人気になっているようですが、乗用車も中々のものなのです。この出品車はフィアットの124のセダンのライセンスモデルなので、「旧ソ連製=粗悪」と言うイメージの中でも比較的信頼性があって人気の車種のようです。現在でも、このラーダのワンメークでラリー大会が行われているそうです。元値が格安だったため、こんな素晴らしい状態でも約25万円程度、日本に持ってきても100万円以内で走りだせそうですね。余談ですが、このラーダにはロータリーエンジンを搭載した化け物も存在していたそうですが、勿論「マツダ」には内緒で生産していたので、あまり大きく宣伝はしていなかった見たいです。流石!旧ソ連(笑)

いかがでしたか?海外オークションでは、このようなクルマが現在出品されています。マニアックでかっこいいクルマばかりですが、日本で走りだすまでの費用、その後の維持費を考えると、しっかりとした輸入車店で購入する方が安心だという方と意見が二分するのかも知れませんね。カーライフはご自分で、自分の生活にあったものをチョイスするのがベストなのかも知れませんね。

hoshino星野「編集長!私は『ミスタービーン』の乗っていた三輪車に乗りたいです!」

yamamoto山本「星野君、あの『リライアント・ロビン』は日本向きではないから・・・・。」

hoshino星野「じゃあ、『トラバント』がいいです!」

yamamoto山本「星野君、なんでわざわざ『ボール紙』のクルマをチョイスするの?」

hoshino星野「しょうがないなあ。じゃあ、オペルレコルトでいいですよ。」

yamamoto山本「そう。君にとってその三台は同じカテゴリーなのね・・・・・(泣)」

ということで、今回の「海外オークションにおけるレアな名車たち」いかがでしたか?来週もマニアックなコラムをお届けできればと思っていますので、次回の「週刊中年フライデー」をお楽しみに!金曜日にまたお会いしましょう~!

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