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週刊中年フライデー

更新2016.06.24

「衝動買い」で購入したくても「なかなか買えない」クルマたち

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山本 圭亮

ども!カレントライフのファンの皆様こんにちは!1週間のご無沙汰でした!今回の「週刊中年フライデー36号」は、マニアの逸品「衝動買い」で購入したくても「なかなか買えない」クルマたちです。今週も山本編集長と天然系バイト星野がお送りいたします!

ここは、某県の「週刊中年フライデー」編集部。「太陽にほえろ派」の編集長と、「あぶない刑事派」の星野くんのデコボココンビが編集会議中であります。ちょっと覗いて見ましょう!

yamamoto山本「星野君!今回は『購入したくてもなかなか買えないクルマたち』だ!」

hoshino星野「今回のネタはインパクトないですね?まるで木村健吾のイナズマレッグラリアートのようですね?」

yamamoto山本「うーん?星野君!最近プロレス関係のネタ多くない?」

hoshino星野「そうですか?私はドラマ好きで別にプロレス好きでは・・・・。」

yamamoto山本「・・・・・。(本当に?)ち、ちなみにドラマは何が好きなの?」

hoshino星野「えーと、『池袋ウエストゲートパーク』かな?」

yamamoto山本「・・・・。『I・W・G・P』・・・・・。」

・・・・編集部の相変わらずの茶番劇はほっとき、説明しよう!

さあ!皆さん!今回は「購入したくてもなかなか買えないクルマたち」ですよ!カッコが良くても後のメンテナンスの事を考えたりすると手が出しにくいクルマってありますよね?そんなクルマを今回は皆様にお送りいたします!

バケーラ
「三人乗りスーパーカーって・・・・・。」

マトラ・シムカ・バゲーラ(仏)

フランス製スポーツカー「マトラ・シムカ・バゲーラ」は、三人乗りスポーツカーです。それも、前後ではなく、横一列の三座なんです。凄いですよね!エンジンは、スポーツカーと言いながら「4MT」「OHV 1422CC」と平凡なスペックでありながら「ミッドシップ」と言うスーパーカーファンならばグッと来る部分を兼ね備えてもいます。輸入ディーラーは無く、平行輸入業者として「ACコブラ」等変わったクルマを取り扱っていた「オートロマン」が当時、取り扱っていました。それも、台数は少量で日本での現在での生息は数台ではないでしょうか?となると、当然メンテも大変ですね。部品の入手経路は難しいのかも知れませんね。しかし、マニアックな部分から言ったら是非乗ってみたくなる1台です。機会があれば個人的にも手に入れたくなるクルマなのは間違いありません。日本でのオーナー様!いらっしゃったら拝見したいです!!

シミター
「三輪ばかりが目立ちますが・・・・。」

リライアント・シミターSS1(英)

「リライアント・シミターSS1」はイギリスの自動車メーカーで、三輪車「ロビン」で有名なリライアント社のライトウエイスポーツカーで1984年にデビューしフォード製の「CVH 1600CC」のエンジンを搭載していました。(1300、1400もありました。)FRP製のボディは斬新でした。たしか「ミケロッティ」のデザインだったかと思いますが、クォリティーと合成の悪さを酷評されていました。日本では、1986年に追加された日産製の「CA18ETターボ」で一気に親近感が湧いたかも知れませんが、こちらも正規輸入はなかったと思います。ただ、部品については日本製エンジンの部分では共有できる所があるのではないでしょうか?しかし、外装部品に関しては厳しいような気がします。ちょっと、不格好なデザインがマニアからはたまらないのかも知れませんね。日産ファンの方に是非チャレンジしてもらいたい1台ですね。

96
「つい最近『終了』の声を聞きました。」

サーブ 96( 瑞 )

「サーブ96」は1960年から1980年の20年間発売されたサーブを世界中に広めたシリーズです。コラムの3速(のちに4速)2サイクル750CCと言うエンジンは、最後はタウナスの1500ccのエンジンを搭載するモデルにまで進化されていきます。日本では1960年代後半までは少数ですが、しっかりディーラーとして現在でも「アストンマーティン」の代理店として有名な「新東洋企業」が輸入していました。雪道専用クルマのイメージでしたが、60年代後半からサーブが「西武自動車販売」になり、輸入が途絶えるまではサーブの主力でもありました。先日サーブが70年の歴史に幕を下ろすニュースが世界を駆け巡りましたが今後の部品ルート等不安を抱えるのは間違いなさそうです。でも西風氏の「GT roman」の「佐武さん」に憧れてる方は是非チャレンジしてくださいね。あっ!?マニアック過ぎました?(笑)

カデット
「ジェミニ=この車種だけではありませんよ」

オペル カデットB(独)

「オペル カデットB」は1962年に初代の終了から22年後に復活したモデルネームを引き継いで、1965年に発売されたオペルの中でも人気の車種でした。カデットはのちに、いすゞの「ジェミニ」との関係で輸入が途絶えるま1973年まで「東邦モータース」を中心に販売されていました。この時代は、「1900GT」「マンタ」「レコルト」とオペルが日本でも大人気だったのですが、東邦モータースがオペルが撤退すると迷走が始まり、旧車のオペル達の部品調達が困難になっていきます。車種によっては「アメリカ」等でも手に入りますが「カデットB」は本国でも部品が少なく特に日本では、国内残存数も少なくなったせいか手に入るルートが皆無です。私も「レコルドD」に乗っていますが現在部品調達出来ず「土」に帰りそうです(笑)苦難の道を歩きたい「ドM」の方にオススメの1台です。

850
「X1-9が後継車でした」

フィアット 850 スパイダー(伊)

「フィアット 850 スパイダー」は1965年から1973年まで販売され「ベルトーネ」の「ジウジアロー」デザインの傑作車です。後期には903CCに拡大されますがそれまでは843CCの49馬力の145kmと性能も抜群でした。価格もお手頃だったこともあり(100万円前後)人気で輸入総代理店はあのセゾングループで有名な「堤清二」の「西欧自動車」が行い70年代には「サーブ」でも紹介した「西武自動車」と合弁し「フィアット」の輸入を続けました。(一時輸入停止時代もありました。)現在ではたまたま身近にお乗りに乗ってる方がいるのですが部品の供給に関しては正直「旧オペル」よりは手に入りやすいかもしれません。現在では高値になってきた「850スパイダー」ですが、現存されてる個体は大事にされてるクルマが多いので、覚悟を持って乗られる方にはオススメの1台と思います。

いかがでしたか?「衝動買いで購入したくてもなかなか買えないクルマたち」。マニアックで素敵なクルマばかりですが、日本で維持するには覚悟と費用が必要かも知れません。部品の調達ルートと主治医がしっかりしていれば、大事に乗れるはずなので、購入時にはそこまで考えての購入を考えたいですね。前オーナーのお話が聞けたりしたらなおさらいいと思いますよ!

hoshino星野「編集長!私最近『競馬』にハマってるんです。」

yamamoto山本「星野君、今日のテーマとは関係ないよね?」

hoshino星野「それでかわいい馬を応援したいんです。」

yamamoto山本「星野君、私は無視?」

hoshino星野「車も『馬力』って言うくらいだから関係あるので特集しましょうよ?」

yamamoto山本「またW氏に怒られるので・・・・・。」

hoshino星野「大丈夫!私から言っておきますから!」

yamamoto山本「君の自信はどこから来るの?怖いわ・・・・・。」

と言うことで、今回の「衝動買いで購入したくてもなかなか買えないクルマたち」いかがでしたか?来週もマニアックなコラムをお届けできればと思っていますので、次回の「週刊中年フライデー」をお楽しみに!金曜日にまたお会いしましょう~!

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