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週刊中年フライデー

更新2016.06.10

「輸入車 VS 国産車 PART2」異母兄弟のような似ているクルマ達

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山本 圭亮

ども!カレントライフのファンの皆様こんにちは!1週間のご無沙汰でした!今回の「週刊中年フライデー34号」はマニアの逸品「あの輸入車にちょこっと似てるあの国産車 PART2」です。今週も山本編集長と天然系バイト星野がお送りいたします!

ここは、某県の「週刊 中年フライデー」編集部。「ファンキー・モンキー・ベイビー派」の編集長と、「ゲスの極み乙女派」の星野くんのデコボココンビが編集会議中であります。ちょっと覗いて見ましょう!

yamamoto山本「星野君!今回は『あの輸入車にちょこっと似てるあの国産車 PART2』だ!」

hoshino星野「掟破りの連投ですか?藤波ですか?」

yamamoto山本「うーん?今ここで藤波辰巳の逆サソリの話はどうでも良いのだが・・・。」

hoshino星野「あーあー。またW氏に怒られるんだ!」

yamamoto山本「ち、違う!読者からの投稿が多かったからこうなったんだ!王道も書いてくれと・・!」

hoshino星野「まあ、そう言う事にしときましょ!」

yamamoto山本「・・・・。なんで、また上から目線?(泣)」

・・・・編集部の相変わらずの茶番劇はほっとき、説明しよう!

さあ!皆さん!今回も「輸入車VS国産車」ですよ!とは言っても「ビシ!」としたものではなく、何となくゆるーい企画ですので、突っ込みどころ満載かと思いますが、温かい目で見守って読んでくださいね(笑)あまりにも皆様の突っ込みが多かったので、ここで王道も紹介させて頂きます!

F40VSNSX
「雨の日には乗っていけない2台!」

フェラーリF40 VS ホンダNSX

「フェラーリ F40」は1987年に販売された「ピニンファリーナ」デザインによるV8 2936ccのツインターボ!MR駆動の「ザ・スーパーカー」です。発売当時、「市販車最速」の称号を与えられ名車と言われ、日本ではバブル期の投資対象にもなりました。全日本GT選手権にも参戦したり、ル・マン24時間耐久レースにも参戦しましたが、レースでは実力を中々発揮できませんでした。F1ドライバーの「ゲルハルト・ベルガー」が開発に参加したらしいのですが、その時「絶対に雨の日は乗りたくない」と言った事は有名話ですね。

かたや、「ホンダ NSX」は1990年発売開始の3000cc~3200ccDOHC エンジンのMR駆動の「日本のスーパーカー」です。(写真は2001年マイナーチェンジ後のNSX)。やはりバブル時期のクルマで900~1300万の値段でしたが、生産が追い付かない程の人気となり、手に入れる為にプレミアがついた事もありました。しかし、バブルが弾けると予約は次々とキャンセルされ「悲劇のスーパーカー」とも言われました。こちらも開発にはフェラーリ同様、F1ドライバーの「アイルトン・セナ」「中島悟」が参加してたと言うことです。個人的ですが、販売当時に雨の日に高速道路でよく、事故っている「NSX」に出会いました。やはり「F40」同様、雨の日は弱かったのでしょうか?開発に「F1ドライバー」、そして「雨が弱点」そんな所まで似た2台でした。

944VSRX-7
「当時、兄弟車?と言われお互いにNO!と言い争っていた2台!」

ポルシェ944 VS マツダRX-7(2代目)

「ポルシェ944」は1983年から発売された、ドイツの名門ポルシェの924の後継車です。水冷4気筒のSOHCの2500CCのFR駆動でオランダ人の「ハーム・ラガーイ」がデザインを担当しました。ラガーイは「シムカ」「ポルシェ」「ドイツフォード」「BMW」と渡り歩き「911・924」「BMW Z1」のデザインチームに参加し、またポルシェに戻ります。そこで「944・968・ボクスター・カイエン・カレラGT」とデザインを担当し有名になります。ですから、この「ポルシェ944」は彼の出世作なんです。

その2年後の1985年にマツダから、「サバンナRX-7」がモデルチェンジされ2代目が登場します。発表された時に「おや?」と思った方がいらっしゃったのではないでしょうか?13B-T型の水冷直列2ローターのFRエンジンは「マツダらしい」クルマでした。外見から「プアマンズ・ポルシェ」と陰口を叩かれることも当時あったようです。しかし、ポルシェ以上と言われた性能を持っていました。結果、「頭文字D」の「高橋涼介」の愛車(FC3Sアンフィニ)としても「赤城の白い彗星」として登場し人気を得ました。この2台は外見の酷似より、中身をそれぞれのオーナーが愛した「異母兄弟」のようなクルマ達だったのかも知れませんね。

VWVS360
「お互いに『国民車』と言う使命がありました!」

VWビートル VS スバル360

「VWビートル」は言わずと知れたドイツの国民車です。1938年から2003年と65年間も発売された総販売総数、世界記録保持車「カブト虫」の愛称で親しまれている名車です。RR駆動の空冷水平対向4気筒OHVは「フェルナンド・ポルシェ」によって設計されしました。世界大戦に大きく関わってしまったため、壊滅的な状況の中から復活した事が、さらにドイツの象徴として、長きに渡り愛される事になりました。日本でも沢山のファンがいてイベント等も盛んに行われています。

そして日本では、その「カブト虫」を目標として生まれたのが「てんとう虫」こと「スバル360」です。1958年に販売された360ccの空冷2ストローク直列2気筒のRR駆動で、「中島飛行機」から「海軍」そして「富士重工」に在籍した「百瀬晋六」氏により設計され、12年間に渡り販売されました。百瀬氏は他に「スバル・サンバー」「スバル1000」の設計も担当します。どちらも「戦争」と言う悲しい背景が見え隠れする中にも、しっかりとした「国民」を考えたコンセプトが、この2台を現在でも熱烈なファンを持つ名車となっているのではないでしょうか?

W123VSルーチェ
「今更ですがこの2台も・・・・」

メルセデスベンツW123 VS マツダ ルーチェ・レガート(後期)

「メルセデスベンツ W123」は1976年に発売され、9年間に渡り販売されたメルセデスの中核クラスを担い、「W123」だけでもエンジンの種類等10以上用意されました。また、同じ123系列の「クーペ」「ステーションワゴン」「リムジン」等を合わせると、30以上のバリエーションが用意され、ドイツ国内に当時しっかり根付いた1台となっています。日本でも「ステーションワゴン」の専門店があり、30年以上たった今でもベンツの中でも人気の高い事がうかがえます。

さて「マツダ ルーチェ・レガート(後期)」は、1979年にマイナーチェンジし発売され、名称も大人の都合で「ルーチェ」とされました。マツダのお家芸「ロータリーエンジン」はもちろんですが、実は「ルーチェバン」のみ1988年まで生産され親しまれました。その当たりも「W123」を彷彿させる所かも知れません。セダンは「広島のベンツ」と言われるきっかけにもなった(実際に言われたのはこの後のモデル)フロントマスクは、誰が見ても「ニヤ」っとする面構えですね。ある意味、前回、今回を合わせて一番似ている2台ではないでしょうか?

hoshino星野「編集長!今回は前回より似ていますね!」

yamamoto山本「星野君、あまりはっきりと言わないでくれないかな・・・」

hoshino星野「やはり、読者の言ったとおり選んで良かったですね!」

yamamoto山本「星野君、全てがそうではないんだけど・・・・。」

hoshino星野「まあ、また読者のヒントで書きましょうね!いいものが書けますよ!」

yamamoto山本「だから、勝手に決めないでください(泣)」

hoshino星野「ボーナス出るかな?うふふ!」

と言うことで、今回の「あの輸入車にちょこっと似てるあの国産車 PART2」いかがでしたか?来週もマニアックなコラムをお届けできればと思っていますので、次回の「週刊中年フライデー」をお楽しみに!金曜日にまたお会いしましょう~!

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