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週刊中年フライデー

更新2016.04.02

昔のカーステレオはレトロで懐かしい!「ロンサムカーボーイ」は筆頭だった

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山本 圭亮

純正カーステさん!ごめんなさい!やっぱり車内は派手で音のいい奴が素敵です!

ども!カレントライフのファンの皆様こんにちわ!今回の「週刊中年フライデー11号」は昭和の逸品!車内の華と言えば「カーステレオ!」今週も山本編集長と天然系バイト星野がお送りいたします!

ここは、某県の「週刊中年フライデー」編集部。足代わりの編集長の車(愛車)が無くなって機嫌の悪いデコボココンビ(特に葵)が編集会議中であります。ちょっと覗いて見ましょう!


山本「星野君!今回はカーステレオの特集だ!」

星野「編集長!カーステよりまず車を買わないと?」

山本「・・・・(星野君、わかってます・・・はい・・・・)と、とりあえず今回も行って見ようか!」

星野「でも8トラはなかなか資料が?」

山本「え~と、そんなには古くはないですよ・・・はい。(星野君。私より年上?)・・・」

・・・・編集部の相変わらずの茶番劇はほっとき、説明しよう!


やはりロンサムカーボーイのセントレートはかっこよすぎです!


「昭和の逸品/懐かしのカーステレオ」週刊中年フライデー11号

昭和50年代、純正カセットの質と音がまだまだの時代に、音楽好きは車内でいい音を聴きたい欲求に駆られていました。そこに台頭してきたのが、オーディオメーカーが販売していた「カーステレオ」です。何せ、この時代の「カーステ」は元気が良かったです。音は勿論、車内のアクセサリーとしての「華やかさ」がありました。そして、新しい機能がどんどん出て来た時代でもあり、その筆頭がパイオニアの「ロンサムカーボーイ」シリーズでした。

私も新車で買った「カローラⅡ」に付けていましたが、オーディオのフェイス部分がボタンを押すと開き、カセット挿入部分が出てくるこのタイプは、液晶画面の顔が1台で二役の「オペレーションフラップ」と言われ一世を風靡しました。これが、現在のCDや、カーナビのシステムに応用されているのではないでしょうか?また、「ロンサムカーボーイ」はステッカーまで流行し、「カーステ」を付けてない人もちゃっかり貼ってる人もいたぐらいでした。そしてこの時代のパイオニアの十八番が置き型スピーカー「TS-X」シリーズです。背中の部分の「TS-X」がイルミネーションになっていて後ろから車を見ると優越感に浸れました(笑)セットで使うことにより車内のグレードアップ効果は「大」でした。

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縦長に進化させていったのがシティコネクション!


「昭和の逸品/懐かしのカーステレオ」週刊中年フライデー11号

コンパクトな「ロンサムカーボーイ」に対抗して、縦長に進化していったのがクラリオンの「シティコネクション」シリーズです。当時、車内にこのサイズをつけたいが為に、車種を選んでいた人もいたと言う噂も。カセットデッキ、イコライザー、チューナー、アンプと重厚な感じが人気でなおかつ、すべてが光るイルミネーションが室内を派手に見せていました。

しかし、ワンセット揃えるには高額で20万近くかかったと思いますが、車に命をかけていた当時の若者たちは、働いては車にお金を突っ込むという時代でもあったと思います(笑)「シティコネクション」は違った所でも注目を浴びることになります。そうです。あの印象的なCMでした。「エマニエル坊や」のCM内で歌っていた「シティコネクション」は、シングルカットされ当時のオリコンで2位になりました。そのイメージが強くこの「シティコネクション」シリーズを長く覚えていた方も多かったかもしれませんね。

いまいちブームに乗れなかったのがSONYメガコスモスって覚えてます?


「昭和の逸品/懐かしのカーステレオ」週刊中年フライデー11号

その他に巷では、緑のイルミネーションでおなじみの「ALPINE」やステッカーがバカ売れし、音にも定評のあった「KENWOOD」が人気になっていました。勿論このメーカーも黙っていませんでした。そうです。世界の「SONY」です。未来的なインパネで挑んできた「メガコスモス」シリーズが一押しだったのですが、残念ながらインパクトに欠けていました。TVの技術を応用しリモコンをつけてみたり、はやりの縦長、4重層のコンポにしたりいいとこ取りをしてみたのですが、結局地味で他社との差別化がうまく行きませんでした。

広告もボタンを右側に揃えた「安全性」を訴えて見るものの、当時の若者が求めているものではなく、他社に差をつけられた印象は拭えませんでした。当然、ステッカー等も流行ることもなくいつの間にか消えて行ってしまったシリーズとなってしまいました。

その後、「パナソニック」も参戦してきてCD時代、MD時代に突入し「縦長ワンボディータイプ」等も発売され多様化していく「カーステ」も純正オプションが豪華になっていくにつれ、カーショップの販売ブースも手狭になっていき「カーナビ一体型」に移行されて行くのです。もう、あんなに加熱した「カーステ」時代はもう来ることがないと思いますが「旧車」にお乗りの方には、オークション等で当時の「カーステ」を探していただき車内の雰囲気を味わっていただければと思います。


星野「編集長!私は三菱電機の「DIATONE」が好きでした!」

山本「星野君?また渋いところを突いてくるね!?」

星野「そうですか?後は地味がとりえの「サンスイ」も好きでしたよ!」

山本「星野君、それは褒めてるのかな?・・・・・」

と言うことで、今回の「カーステレオ」いかがでしたか?もっとマニアックな逸品をご紹介できればと思っていますので、次回の「週刊中年フライデー」をお楽しみに!金曜日にまたお会いしましょう~!

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