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週刊中年フライデー

更新2016.04.02

この漫画で人生が変わった人、多いでしょ?昭和のクルマ漫画たち

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山本 圭亮

何回も言いますが、この漫画達で人生が変わった人って多いと思います!

ども!カレントライフのファンの皆様こんにちは!今回の「週刊中年フライデー17号」は昭和の逸品!「クルマ漫画」です。この漫画達に影響された人たちが今のクルマ社会を支えていると言っても過言ではないかも知れませんね!今週も山本編集長と天然系バイト星野がお送りいたします!

ここは、某県の「週刊中年フライデー」編集部。“元”大洋ホエールズファンの編集長と、“元”西武ライオンズファンの星野くんのデコボココンビが編集会議中であります。ちょっと覗いて見ましょう!

yamamoto山本「星野君!今回はいつもちょいちょい話題になるなつかしの漫画特集だ!」

hoshino星野「編集長!最近ネタが被っていませんか?もうちょっと他のライターさん達見たく時事ネタやったらどうなんですか?」

yamamoto山本「はい。すみませんって・・・・今日は特に機嫌が悪いがどうかしたのかい?」

hoshino星野「あ~!清原!何やってんじゃい!!」

yamamoto山本「え?そうか・・・全盛期のライオンズファンだからね。星野君は・・・・。」

hoshino星野「大久保ですら監督できたのに(泣)清原はもう無いな(泣)後は4番ながら4三振したブコビッチ様ファンになるしか・・・・。」

yamamoto山本「・・・。好きにしてください。」

・・・・編集部の相変わらずの茶番劇はほっとき、説明しよう!

子供のころ、思春期、そして車を買い替えるとき、その時に常にバイブルとなったのは「漫画」かもしれませんね。

やっぱり色々なクルマの名前を覚えたのはこの漫画!


この漫画達で人生が変わった人、多いでしょ?「昭和の逸品/クルマ漫画」

それまでの漫画では、車種が空想のクルマだったり競技車両が主役だったりする漫画やアニメが主流だった中、一般販売されているクルマが主役になりヒットしたのは、「池沢さとし」先生の代表作1975年に「週刊少年ジャンプ」に連載された「サーキットの狼」ではないでしょうか?ここから「スーパーカーブーム」が起こり、一般ではあまり馴染みが薄かったフェラーリやランボルギーニ、ランチャ、マセラティと、今では当たり前のクルマ達が壮烈なデビューを飾ったのは間違いないと思います。その中でも主役の「風吹裕矢」の「ロータスヨーロッパ」とライバル「早瀬左近」の「ポルシェ・カレラRS」は群を抜いた人気でした。

そして、人気になった理由がもう一つそれは、かっこいいキャッチフレーズとリアルな人物とのリンクもあったのではないかと思われます。「ロータスの狼」と呼ばれた「風吹」は「風戸裕」に、姉の「風吹ローザ」は「小川ローザ」、その彼氏でのちの夫の「飛鳥ミノル」は「川合稔」、警察の「新選組」には「沖田」や「土方」が登場したり、「魅死魔国友」は「三島由紀夫」、極めつけは「切替テツ」はレーシングサービス「ディノ」の代表「切替徹」がモデルとなっていたりしたからかも知れません。個人的には「京極サクラ」や「ハマの黒ヒョウ」、「隼人ピーターソン」、そして現在の「サーキットの狼博物館」の場所でもある「潮来」が由来の「関根英次こと潮来のオックス」と、サブキャラの人気もこの漫画がヒットした理由だと思います。また、「サーキットの狼」はミニカーやプラモデルの売り上げにも影響を及ぼした事は言うまでもありませんでした。まさに、社会現象となった訳です。

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メカドックは国産車のイメージが強いと思いますが、安心してください!輸入車だって出てますよ


この漫画達で人生が変わった人、多いでしょ?「昭和の逸品/クルマ漫画」

「サーキットの狼」が連載されていた「週刊少年ジャンプ」にクルマの漫画が帰って来た!それが1982年に連載が始まった「次原隆二」先生の「よろしくメカドック」でしょう。主役の「風見潤」が、チューニングショップの整備士として、又ドライバーとしても活躍する物語となっています。しかし、作品内に出てくるクルマは「CR-X」「セリカXX」「フィアレディZ」「シティ・ブルドック」等、当時の国産名車の目白押しと言うイメージですよね?ところが意外なクルマが登場していたんです。後半の「東日本サーキットGP編」では、「フェラーリ308GTB」、「ポルシェ・シルエット」等が国産車の刺客として活躍するのであります。

また「メカドック」はアニメも作成されました。奇しくも制作会社は「マッハGoGoGo」の「タツノコプロ」。声優陣も豪華で、主役の「風見潤」には「キャプテン翼」の「若林源三」役の「橋本晃一」、相棒の「いっつぁん」こと「中村一路」には「マジンガーZ」の「兜甲児」役の「石丸博也」、ライバルの「那智渡」には「サイボーグ009」の「島村ジョー」役の「井上和彦」、ヒロインの「女暴小町」こと「小野麗子」には「タッチ」の「朝倉南」役の「日高のり子」と、そうそうたるメンバーでした。クルマ社会が元気だったこそ実現した人気雑誌の連載&アニメ化。当時の社会現象を「サーキットの狼」とは違った角度で表現した作品となりました。

旧車乗りのバイブルと言えばこの作品ですね。


この漫画達で人生が変わった人、多いでしょ?「昭和の逸品/クルマ漫画」

今までの漫画と一線を画す作品であったのが1988年に「ヤングジャンプ」に連載された「西風」先生の「GTroman」です。旧車がメインであったのですが、そこに登場するキャラとクルマとエピソードが絶妙な作品でした。核になるキャラはいるのですが、基本カフェBar「roman」に集まってくる生かしたクルマに乗るお客さんの、1話完結型の作品です。人気があったのは主人公のスーパーテクニックでもなく、対決シーンが続く訳でもなく、日常にあるクルマが人と、どんな関わりを持っているのかを描かれていたからではないでしょうか?

旧車に乗ったからこの作品を読んだ人や、この作品を見て旧車に乗った人もかなりいたのではないかと思います。「ポルシェ911」「ジャガーEタイプ」「ミニ・カントリーマン」「ランボルギーニ・カウンタック」「マセラティ・ビトルボES」「アルファロメオ・ジュリアスーパー」と多彩な車種が登場して楽しませてくれます。若者から年配者の方まで、自分に関わるクルマが出てくると思わず「ニヤ」っとしながら読んでいたのではないでしょうか?

hoshino星野「編集長!私は『マシンハヤブサ』が好きでした!」

yamamoto山本「星野君?マニアックなところに行ったね!あの漫画は『ワイルド7』の『望月三起也』先生だったね!」

hoshino星野「それと『アローエンブレム・グランプリの鷹』も好きでした!」

yamamoto山本「そうか~!星野くんは『レース』ものが好きなんだね?!」

hoshino星野「(ニヤッ!)はい!ですから『レース』の可愛い洋服買ってください!(笑)」

yamamoto山本「そこに繋がるの?・・・・しまった!星野君の得意な、買ってくれ攻撃だった!(泣)トホホ(泣)」

と言うことで、今回の「クルマの漫画」いかがでしたか?来週もマニアックな逸品をご紹介できればと思っていますので、次回の「週刊中年フライデー」をお楽しみに!金曜日にまたお会いしましょう~!

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