本邦初公開のカット満載!ジュネーブ・モーターショーの裏ネタランキング

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第1位:フェラーリ 812 スーパーファスト

F12 ベルリネッタの後継としてデビューした812 スーパーファストは、最高出力800CVを発揮する新設計の6.5L V12自然吸気エンジンと、フェラーリ・スタイリング・センターによる革新的なエアロダイナミクス・デザイン、さらに同社初の電動パワーステアリング(EPS)の採用をはじめとする最新のビークル・ダイナミクスなどが目新しい、新世代のフラッグシップモデルです。

ジュネーブモーターショー 2017

滑らかなファストバックスタイルがかつての365 GTB/4 (デイトナ)を彷彿とさせる812 スーパーファストも、この角度から見るとミッドシップのようにも見えます。リアフェンダーのエアロダイナミックバイパスやアクティブフラップを備えるリアディフューザーなど、エアロダイナミクス効率を追求するフェラーリのアプローチがさらに加速しているのが伺えます。

クラシックカー・コレクション ベスト3

モーターショーに展示されるクラシックカーは粒揃いのものが多いため、筆者は毎回密かに期待しています。今回のジュネーブでも過去の名車を展示したブースがありました。

ジュネーブモーターショー 2017

第3位:ブラバス・クラシックのレストア車両

ブラバスでは、「BRABUS Classic」として往年のメルセデス・ベンツ車両をレストア販売する活動を行なっています。今回展示されたのはガルウィングの300 SL、パゴダルーフの280 SL、それに280 SE 3.5 カブリオレの3台。いずれもレストア後の走行距離は0 kmで、名実ともに新車同様のフルレストア車両でした。半世紀以上前の車両で慣らし運転を楽しめるとは、なんとも贅沢ですね。

ジュネーブモーターショー 2017

第2位:フォードの歴代競技車両

フォードでは、1966年と2016年のル・マン24時間で優勝したマシンの展示を含む、懐かしの競技車両を多数展示していました。この写真では、左から1975年のル・マン24時間で優勝したガルフ・ミラージュ GR8、エスコート Mk.1、グループAのエスコート RS コスワース、そして1999年のサファリ・ラリーで優勝した、C.McRae/N.Grist組のフォーカス RS WRCが並び、かなりのスペースを割いていることがわかります。

ジュネーブモーターショー 2017

第1位:モンテヴェルディの歴代モデル

今回会場で発見したクラシックカーのなかでもっとも驚いたのは、モンテヴェルディの歴代モデルが一同に会したブースが設けられていたことです。モンテヴェルディは、1960年代から1992年まで活動していたスイスの高級自動車メーカー。クライスラー製V8エンジンを搭載したスポーツカーや高級SUV、W126のメルセデス・ベンツ Sクラスをベースにした4ドアセダンなど、ユニークなモデルを長年にわたって輩出。1990年にはモンテヴェルディF1の名でF1にも参戦していました。現在はスイスにあるモンテヴェルディ・クラブがその歴史を後世に伝えるべく活動を行なっています。

ポルシェ・クラシック・コレクション ベスト3

会場ではポルシェのクラシックモデルを展示するブースが複数ありました。そのなかから選りすぐりの3台をご紹介します。

ジュネーブモーターショー 2017

第3位:TECHART Coupé

ドイツのチューナーであるテックアートは、今年で創業30周年を迎えます。それを記念して、同社の最初の作品となったポルシェ928 S4ベースのTECHART Coupéが展示されていました。

ジュネーブモーターショー 2017

第2位:ポルシェ 901

ルーフのブース内にはレストアされたポルシェ 901が展示されていました。クラシック・ポルシェのレストアを手がけるルーフは、昨年も1973年式911 カレラ RS 2.7を展示していました。このポルシェ 901はホワイトボディの状態からレストアしたもので、まさに新車そのものでした。

第1位:ポルシェ 911 R

タグ・ホイヤーは、今回のジュネーブでグランツーリスモSPORTとのパートナーシップ契約の締結を発表。プレスカンファレンスには、タグ・ホイヤーCEO兼LVMHグループ時計部門社長のジャン・クロード・ビバー氏と、ポリフォニー・デジタル代表の山内一典氏がプレゼンテーションを行いました。その会場に展示されていたのが写真のポルシェ 911 R。ヴィンテージなホイヤー ロゴが特徴です。

ジュネーブモーターショー 2017

左側から眺めると、なんとストライプとホイールがレッドでまとめられています。これはナナサンのカレラ RSで人気のブルーとレッドのストライプカラーを1台で再現してしまったようなもの。なんとも通好みな仕様となっていました。

裏・ジュネーブ ベスト3

高級車ブランドのなかには、ブース内に入らないと見られない展示物があります。最後は「裏・ジュネーブ」のメインともいえるブース内の密かな展示物をご紹介します。

ジュネーブモーターショー 2017

第3位:ロールス ロイス・ゴースト ビスポークモデル

ロールス ロイスは、世界で初めて本物のダイヤモンドを塗料として使用したゴーストを展示しました。使用したダイヤモンドは1,000個に上り、粉末化したダイヤの粒子を保護するためのラッカー仕上げを含む特殊な塗装方法の開発には、2ヶ月を要したといわれています。このモデルはブース内のラウンジに展示されていましたが、外からも見られるようにガラス張りになっていました。その意味では難易度低めといえます。

ジュネーブモーターショー 2017

第2位:アストンマーティン AM37 パワーボート

アストンマーティンのブース内には、特注部門の「Q by Aston Martin」が手がけたDB11が展示されていました。これはブースの前面ではなく、奥の展示スペースに置かれていたため、外からは正面のみ眺めることができました。そしてその車両の横に展示されていたのがこの模型です。「アストンマーティン AM37 パワーボート」と名付けられたこのボートは、同社がマリン業界へ進出する最初のステップとなるもので、昨年9月にモナコで発表されています。海上で乗るアストンマーティンがどのようなものなのか、とても興味深いものがあります。

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第1位:フェラーリ 488 GTB 70周年記念カラー

毎年フェラーリのブース内には、同社のテーラーメイド・プログラムを体験できる「フェラーリ・アトリエ」が併設されています。今回も例年通りブースの裏側に設けられていたため、表からはまったく見えない場所にあります。そんなシークレット感満載な場所に展示されていたのが、70周年記念カラーに塗られたフェラーリ 488 GTB。このカラーリングは、1956年のミッレミリアでファン・マヌエル・ファンジオがドライブして4位に入賞した290 MM をイメージしたものです。普通に展示すれば大いに人目を引くに違いないモデルを、あえてブースの内側に展示するあたりが憎いところ。いかにもフェラーリらしい展示方法といえるでしょう。

ジュネーブモーターショー 2017

このように裏の顔も興味深いモーターショー。今年は東京モーターショーが開催されるので、これまでとは違って視点で眺めてみると、新たな発見があるかもしれませんね。

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この記事の筆者:北沢 剛司

’70年代のいわゆる「スーパーカーブーム」の洗礼を受け、以来、クルマの世界にどっぷり浸かって大人にな...