タミヤRCカーは今年で40周年!度肝を抜く最新作を走行レポ&憧れの歴代RCカー10台を紹介

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クルマを意のままにコントロールできるRCカーは、いくつになってもクルマ好きの心を捉えて離さない魅力があります。なかでも組立キットとして発売されているタミヤのRCカーは、昔から完成済みのトイRCとは別物のメカニズムと性能を備えています。
そんなタミヤのRCカーは今年で40周年。第1作目のポルシェ ターボ RSR 934 レーシングにはじまり、’80年代のバギーブーム、実車のF1ブームやツーリングカーレース人気などとリンクしながら、独自の進化を遂げてきました。

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そして40年目の節目の年に誕生したタミヤの新作RCカー「TA07 PRO シャーシキット」は、3種類のモーター搭載位置が選べる革新的なメカニズムを搭載しています。
今回は最新のRCカー技術に触れるとともに、40年間におよぶタミヤRCカーの歴史のなかから懐かしの名作たちをご紹介します。

操縦性の違いを体感せよ!

新製品の説明会が行われた会場は、静岡のタミヤサーキット。到着してすぐに「モーター搭載位置の違いによる走行特性の違いを体感してください」と言われ、いきなりサーキットでRCカーを走らせることになりました。

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▲静岡市駿河区にあるタミヤサーキットは、以前テレビ東京系列で放映されていた「タミヤRCカーグランプリ」で毎週熱いレースが繰り広げられた舞台。RCカーファンの聖地です!

用意されていたのは、今年7月に発売されたばかりのタミヤのRCカー「TA07 PRO シャーシキット」。この製品では車体の前寄り、車体後ろ寄り、そして両者の中間位置の3種類のモーター搭載位置が選べるのが特長です。そのため、今回の走行体験会では3台用意されたRCカーのそれぞれのモーター搭載位置はあえて知らせないまま走行してもらい、後でタネ明かしをするというプログラムでした。「外れてもペナルティはないので大丈夫ですよ」とタミヤの方から言われても、それが逆にプレッシャーになり不安なまま操縦台へ。まずはホワイトボディの車両を走らせることになりました。

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ホワイトボディの車両はコーナリングでの安定感が非常に高く、クセのない操縦性が印象的でした。次に操縦したシルバーボディの車両は、ホワイトの車両に比べてコーナリング時のシャープさが増し、タイトコーナーへの進入が容易でより曲がりやすく感じました。最後に操縦したブラックボディの車両は、コーナリングがさらにシャープになった印象。特にコーナーからの立ち上がり加速が3車中もっとも鋭く、同じコーナーをクリアする場合でも、ホワイトの車両ではワイドラインを通っていたのに、ブラックのほうはコンパクトに向きを変えすぐに全開加速に入れるような感じでした。
約10年ぶりにRCカーを走らせた筆者にとってはこの程度のインプレが限界。コースをはみ出さないように走らせることに必死でした。

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▲モーター搭載位置による走行特性の違いは意外と体感しやすく、操縦者によって好みが分かれました。

RCカーは実車ゆずりの技術から競技志向へ進化

走行体験の後に行われた新製品説明会では、まず、タミヤのRCツーリングカーの歴史についての説明がありました。現在のタミヤ製オンロードRCカーの主役となっているツーリングカー製品は、今から25年前の1991年に発売された「トヨタ セリカGT-FOUR RACラリー優勝車」が第1号。シャフトドライブによるフルタイム4WDのオフロードバギー「マンタレイ」のシャシーをオンロード用に仕立てた「TA01」が、記念すべき初代RCツーリングカーのシャシーでした。

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▲1991年に発売された初代RCツーリングカー「TA01」と改良モデル「TA02」のシャシー。当初はオフロードバギーをベースにしたシャシーでした。

当初は実車ライクなシャフトドライブ式の4WDでしたが、1996年に登場した「TA03」以降はベルトドライブを採用。以降、ベルトドライブ式の「TA」シリーズとシャフトドライブ式の「TB」シリーズを展開し、ツーリングカーだけでもエントリーモデルからハイエンドモデルまで多くの製品を取り揃えています。

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▲3世代目の「TA03」では、フロントオーバーハングにモーターを搭載した「TA03F」と、リアにモーターを搭載した「TA03R」の2種類がつくられ、ベルトドライブが初採用されました。

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▲タミヤのツーリングカー製品は、だいたい5年おきに世代交代していることが分かります。

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この記事の筆者:北沢 剛司

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