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ドイツピックス

更新2017.04.13

中国外務省がメルセデス W140プルマンリムジンを全11台売却へ

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NAO

メルセデス・ベンツSクラスとして1991年にデビューした高級リムジン「W140プルマン」。

販売当初のドイツでは「時代遅れ」「威張ったイメージで重々しい」などと見た目に関しての批判が多く、まるで当時の首相ヘルムット・コールのような風貌だと皮肉られていましたが、対して中国はこのモデルに非常に興味を持っていたようで即輸入を決定。そして今年、同モデルを17年間保有していた在上海中国外務省が全11台をすべて手放し、売却することを発表しました。



中国外務省保有のリムジンは全長6,213メートルと同ロングホイールバージョンよりもさらに1メートル長い仕様。こちらのリムジンは全てS500Lベースとなっており、エンジンは5リッターV8、355馬力、最高時速は250km。これらは外務省の来客送迎用として使用されていたのもあり、注文を受け上海錦江自動車会社がゲスト用にテレビと冷蔵庫をカスタムし、名称も「ディナスティ1000」に変更されています。

中国外務省は売値を約850万円~1000万円と設定していますが、高級リムジンとはいえ、コンディションや使用年数を見ればなかなか強気の値段設定ではないでしょうか?

出典・参照元:http://www.autozeitung.de/

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