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更新2017.04.13

10年越しで生まれ変わったバロックエンジェル「BMW 3200S」が登場

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NAO

BMWから第二次世界大戦後初の大型自動車として生まれた501/502シリーズ。大きくも曲線で造られた美しいボディから「バロックエンジェル」と呼ばれ親しまれてきました。多くの人を魅了する501/502系、その内のあるBMW 3200Sが更に美しくレストアされ、話題を呼んでいます。

それを手掛けたのはヴォルフガング・インスティンスキー氏。彼は本来ランボルギーニ専門のリペア・レストア技術士として働くプロですが、個人で所有していたBMW3200Sを休みの日にコツコツとレストアし、完成までの期間はなんと10年!多忙ながらもこの10年間で2000時間ほどを費やしながら改造していたと言います。



ボディは以前のオーナーが塗りなおしていたこともあり、色は変えずにパール加工を施して窓のフレームを入れ替え。エンジンに関しては、当時BMWでは初めて採用されたV8エンジンとウェーバーキャブが2基搭載されています。

内装はシートのレザーも張り替え、ダッシュボードには高級木材を使用、加えて木製ステアリングホイールとフロア・シフトに変更しました。

さらに、インスティンスキー氏のこだわりとして大きなサンルーフも付け、彼曰く屋根の切り取りや溶接など、一番時間をかけた部分なのだそう。全てを解体してほぼ1から作り直し、3200Sの短所なども直しながら装飾など細部まで手を抜かず、10年の長い年月をかけて文字通り「生まれ変わった」バロックエンジェル。

プロだからこそのこだわりと技術が感じられるレストアモデルですね。

出典・参照元:http://www.auto-motor-und-sport.de/

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