ドイツピックス
更新2017.04.10
旧車文化を守れ!クラシックカー技術後継者の育成支援シンポジウムがパリで開催
NAO
日本と同じく欧州諸国でも職人の後継者不足に悩む昨今。
先日、フランス・パリでは「世界モータリング遺産イヤー」の一環として、クラシックカー国際協会FIVAがクラシックカー分野での後継者育成と伝統技術の習得に関するシンポジウムを開催しました。
第一部のテーマは「伝統技術」。イギリスの旧車統括組合の実習プログラムを例に挙げ、旧車に欠かせない技術の継承促進のための取り組みをEU全体で行うことを提案。第二部は若者を中心とした後継者問題についてのテーマが挙げられました。
技術者の育成もですが、問題となったのは若い旧車ファンが少ないこと。グループディスカッションではEU5か国出身の23~33歳までの若者たちが、どうすれば若い人たちにも「クラシックカー」に親しんでもらえるのかを徹底討論。
FIVAはその解決策としてワークショップやモータークラブとのコラボレーションなどを提案し、旧車を気軽に親しんでもらう機会を更に増やしていく見込みです。
最新技術のクルマがどんどん増えていきますが、EUは同時に今あるクルマの歴史、技術を築き上げてきた旧車たちをこの先も守る意志を今回のシンポジウムで強く訴えました。
出典・参照元:http://www.oldtimer-markt.de/
先日、フランス・パリでは「世界モータリング遺産イヤー」の一環として、クラシックカー国際協会FIVAがクラシックカー分野での後継者育成と伝統技術の習得に関するシンポジウムを開催しました。
第一部のテーマは「伝統技術」。イギリスの旧車統括組合の実習プログラムを例に挙げ、旧車に欠かせない技術の継承促進のための取り組みをEU全体で行うことを提案。第二部は若者を中心とした後継者問題についてのテーマが挙げられました。
技術者の育成もですが、問題となったのは若い旧車ファンが少ないこと。グループディスカッションではEU5か国出身の23~33歳までの若者たちが、どうすれば若い人たちにも「クラシックカー」に親しんでもらえるのかを徹底討論。
FIVAはその解決策としてワークショップやモータークラブとのコラボレーションなどを提案し、旧車を気軽に親しんでもらう機会を更に増やしていく見込みです。
最新技術のクルマがどんどん増えていきますが、EUは同時に今あるクルマの歴史、技術を築き上げてきた旧車たちをこの先も守る意志を今回のシンポジウムで強く訴えました。
出典・参照元:http://www.oldtimer-markt.de/