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ドイツニュース

更新2019.03.15

8代目となる新型Audi A6 SedanおよびA6 Avantを発表

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外車王SOKEN編集部

アウディ ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:フィリップ ノアック)は、8代目となる新型Audi A6 Sedanおよび新型Audi A6 Avantを発表し、3月20日より、全国のアウディ正規ディーラー(126店舗、現時点)を通じて発売した。

8代目となる新型Audi A6 SedanおよびA6 Avantを発表

エレガントな造形を特徴とするAudi A6は、デジタル化、快適性、スポーツ性の面で多彩な装備を誇るプレミアムクラスのニューモデルであり、同セグメントに数多くの革新的な機能を導入する。導入時に用意されるV6 3.0 TFSIは48V駆動マイルドハイブリッド(MHEV)テクノロジーを採用し、高い回生効率による省燃費効果と、スムーズな動作のアイドルストップシステムが特徴だ。サスペンションでは、アウディらしい正確でレスポンシブな操舵感と滑らかな乗り心地の両立に注力しており、四輪操舵システムの助力を得て高い走行安定性も備えている。インフォテイメントを司るMMIタッチレスポンスは、スマートフォンのような直感的な操作が可能で、コネクティビティおよびアシスタンスシステムと併せて、Audi A6の幅広いデジタル化を印象付けている。

エクステリアデザインはテクニカルでエレガント


8代目となる新型Audi A6 SedanおよびA6 Avantを発表

新型 Audi A6は、新しいアウディのデザイン言語を体現している。張り詰めたボディ表面、シャープなエッジ、そして印象的なラインなどにより、このアッパーミドルセダンの造形は、スポーティでエレガント、ハイテクで洗練されたキャラクターを明確に表現している。エクステリアのハイライトは、長いボンネットとロングホイールベース、短いオーバーハングがもたらす、非常にバランスの取れたプロポーションだ。低くワイドなシングルフレームグリル、フラットなヘッドライト、パワフルな造形のエアインレットが、スポーティな雰囲気を演出している。サイドビューでは、3本の印象的なラインが、車高を実際よりも低く見せる効果を生み出している。ホイール上のパワフルな膨らみ(クワトロ ブリスター)は、このクルマがアウディ quattroの遺伝子を受け継ぐクルマであることを示している。Audi A6は、ドイツ ネッカーズルム工場で生産される。

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ライティングデザインは、生命を吹き込むテクノロジー


8代目となる新型Audi A6 SedanおよびA6 Avantを発表

ライティングデザインは、新型 Audi A6の技術的な特徴を強調している。ヘッドライトには、2種類のバージョンを用意。上位バージョンであるHDマトリクスLEDヘッドライトでは、5本の水平ラインがデイタイムランニングライトのシグネチャーを形成し、フロントエンドの幅広さを強調している。その上部には、瞳のように見えるロービームモジュールが組み込まれている。LEDリヤコンビネーションライトは、1本の水平ラインと9つの短いラインから構成され、その桟の間にはブレーキライトが巧妙に組み込まれている。HDマトリクスLEDヘッドライト装着車両には、リヤにもダイナミックインジケーターが装備される。ドアを開錠または施錠すると、カミングホームおよびリービングホーム機能によってライトが脈動するように点滅し、アウディの特徴であるデザインとテクノロジーに生命を吹き込む。インテリアには、アンビエントライティングとマルチカラーアンビエントライティングの2種類が設定されている。ともに、室内のスペースや素材を、控えめかつエレガントに浮かび上がらせる。

未来的なデザインのインテリア


8代目となる新型Audi A6 SedanおよびA6 Avantを発表

ブラックパネルデザインを採用した新型Audi A6のインテリアは、クルマに秘められたテクノロジーとデジタル化の雰囲気を巧みに演出している。流れるような造形のインストルメントパネルと、左右に連続した水平のラインが、広々とした感覚を作り出している。Audi A6のセンターコンソールにはMMIタッチレスポンスの大型ディスプレイが、ドライバーに向くような角度で設置されている。ブラックパネルにアルミニウムのトリムを用いたこのディスプレイは、イグニッションをOFFにすると、まるでディスプレイが存在しないかのように見える。

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マイルドハイブリッド(MHEV)、すべてのエンジンに電動化技術を


8代目となる新型Audi A6 SedanおよびA6 Avantを発表

新型Audi A6に搭載される3.0LV型6気筒TFSIエンジンには、アウディの新しいMHEVテクノロジーが組み込まれている。最高出力は250kW(340hp)、最大トルクは500Nmであり、0~100km/h加速を5.1秒(欧州発表値)でこなし、最高速度は250km/h(電子制御リミッター作動)の性能を持っている。48V駆動のMHEVシステムは主に、ベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)とリチウムイオン電池から構成されている。コースティングファンクション(惰性走行)は55~160km/hの間で可能で、スタート/ストップ機能は22km/h以下に落ちると作動。エンジン停止からの再スタートはBASによって行われるため、極めてスムーズだ。減速時にはBASが最大12kWのエネルギーを回生し、MHEVテクノロジーによる燃費改善効果は、100km走行あたり最大0.7Lだ(欧州仕様参考値)。 トランスミッションは7速Sトロニックを使用し、駆動方式にはquattroを組み合わせている。Audi A6のquattroは前輪駆動状態をベースとして、状況に応じて後輪への駆動配分をアクティブに予測制御することができる高効率な新世代quattroシステムであり、前輪のみを駆動している場合では、プロペラシャフト以後をクラッチによって切り離し、シャフトを回転させるためのエネルギーロスを削減する。 252ps/370Nmの2.0L直列4気筒 TFSIや、207ps/400Nmの2.0L直列4気筒TDIを搭載するモデルは、今後ラインナップに加わる予定だ。

サスペンションは、スポーツカーの俊敏さとコンパクトモデルの小回り性能を有する
8代目となる新型Audi A6 SedanおよびA6 Avantを発表

新型Audi A6は、先代モデルよりもさらにスポーティなハンドリングを備えている。これは特に、革新的なシャシー設計によるものだ。標準でもスポーティなプログレッシブステアリングの設定は、ステアリングを切るにつれてさらにダイレクトなレシオに変化する。シャシーの振動吸収も入念に設計しており、いたずらに振動を消し去るのではなく、路面からの明確で繊細なフィードバックをドライバーに伝達する。Audi A6は、市街地では良好な取り回し性を、ワインディングロードでは俊敏な走りを、高速道路では優れた直進安定性を提供する。ダイナミック オールステアリングホイール(4輪操舵)は、これらの相反する性能を実現するためのキーコンポーネントであり、おおよそ60km/h以下の低速域では逆位相に最大5度、60km/h以上では最大1.5度を後輪をステアする。このシステムは、ダイレクトなフィール、スポーティなステアリングレスポンス、そして優れた安定性のすべてを備えている。

高度なドライバーアシスタンスシステム


8代目となる新型Audi A6 SedanおよびA6 Avantを発表

より快適、平穏で安全なドライブを実現するため、機能が洗練され新しくなったドライバーアシスタンスシステムを備えた新型Audi A6はプレミアムクラスに新たな基準を設定する。走行車線内を維持するためにステアリング操作に穏やかに介入するアクティブレーンアシストやトラフィックジャムアシストを含むアダプティブドライブアシストをはじめ、見通しの悪い交差点などで動作するフロントクロストラフィックアシストや、全方位からの事故について予防し、被害軽減を図るプレセンス360が装備される。 また、将来的にはパーキングスペースへの駐車および退出操作を自動的に行う、パーキングパイロットとガレージパイロットが追加される予定だ(導入時期未定)。ドライバーはクルマから降りた状態でスマートフォンのmyAudiアプリを介し、機能をスタートさせることができるが、駐車完了まで責任を持って監視する必要がある。

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アッパーミドルクラスにより広いキャビン


新型Audi A6の室内には、リラックスした雰囲気が満ちている。この要素に貢献しているのが先進的なエアロダイナミクスだ。セダンで0.24の空気抵抗係数(欧州仕様値。一部モデル)と洗練された音響性能により、高速走行中でさえ心地よく静かな室内を実現している。Audi A6の室内は、先代モデルよりも拡大されている。リヤシートのレッグルームは先代モデルを上回り、かつセグメント随一でもあります。フロントおよびリヤシートのヘッドルームおよびショルダールームも、先代モデルより広くなっている。 新型Audi A6 Avantでは、ダイナミックなデザインと、優れた実用性や多用途性が見事に融合している。そのスポーティなボディラインにもかかわらず、先代モデルと同様、広大なラゲッジコンパートメントを備えている。荷室の積載幅は1,050mmで、容量はリヤシートを起こした標準状態で565L、リヤシートのバックレストを倒しての最大容量は1,680Lに達する。「Avant(アバント)」という語は、アウディ ブランドが提供する魅力的なステーションワゴンの象徴となっている。Audi A6 Avantにも、その特徴は受け継がれました。シャープなライン、伸びやかなサーフェス、縦方向に絞ったリヤウィンドーを備えたエクステリアデザインは、アウディ ブランドの新しいデザイン言語を反映しており、長いボンネットと緩やかに流れるルーフラインにより、エレガントかつスポーティで洗練されたデザインを表現している。

MMIタッチレスポンスは、直感的な操作とカスタマイズが可能


新型Audi A6のMMIタッチレスポンスは、直感的な操作とパーソナライゼーションにおいて新たな基準を打ち立てる。アイコンを好みに合わせて移動させたり、頻繁に使用する機能のショートカットを作成したりするなど、乗員の好みの設定を簡単かつ素早く呼び出すことができる。最大7人のドライバーが、最大400ものパラメーターを設定して、自分のユーザープロファイルをクルマに記憶させることが可能だ。 触覚(ハプティック)および音響(クリック音)によるフィードバックを備えたMMIタッチレスポンスは、直感的な操作を提供する。タッチパネルのアイコンを指で押すと、ユーザーは作出されたクリック感やクリック音によって物理的なボタンに似た実感を得ることができる。MMIタッチレスポンスは上下2画面から成り、アッパーディスプレイはインフォテインメントシステム用で、ローワーディスプレイは空調コントロールやテキスト入力などに使用する。 Audi A6は、優れた安全性、利便性、パーソナライゼーションを実現するために、広範囲なコネクティビティを提供する。MMIナビゲーションプラスは日本仕様では標準装備される。最上位のデータ転送モジュールは、新しいLTE-Advanced(LTEアドバンスト)に対応している。

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期間限定車「Audi A6 55 TFSI quattro debut package」


新型A6の価格は、Audi A6 55 TFSI quattro S lineで1006万円(税込)だが、導入を記念した期間限定車として、価格を920万円としたのがAudi A6 55 TFSI quattro debut packageだ。デザイン面で大きな印象を与えるS lineエクステリアと20インチホイール、LEDヘッドライト、標準シート(パーシャルレザー)を装備し、さらに標準車ではオプションとなっているフロントクロストラフィックアシストはパッケージに含めるなど、アピアランスとセーフティのバランスの良いパッケージだ。

[CL編集部]

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