アイキャッチ画像
ドイツニュース

更新2017.11.17

独自動車業界のカルテル疑惑拡大、VW・ダイムラーなども調査対象に

ライター画像

外車王SOKEN編集部

欧州連合(EU)の欧州委員会は10月23日、ドイツの自動車メーカーにカルテル疑惑が浮上している問題で、新たに数社に立ち入り調査を実施したと発表した。すでにBMWが調査対象となっていることが確認されていたが、これに続いてフォルクスワーゲン(VW)とダイムラーが立ち入り調査を受けた。

独自動車業界のカルテル疑惑拡大、VW・ダイムラーなども調査対象に

同疑惑は独有力誌「シュピーゲル」が7月、VWと傘下のアウディやBMW、ダイムラー、ポルシェの大手5社が1990年代から部品メーカーの選定や価格設定、技術仕様などでカルテルを結んでいたと報じたことで浮上。欧州委が調査に乗り出していた。

欧州委は16日、1社に立ち入り調査を実施したと発表。BMWが同日に調査を受けたことを明らかにしていた。今回の調査対象となった企業の具体名も非公表だが、VWとアウディ、ダイムラーが立ち入り調査を受けたことを確認した。

今後の調査でカルテルが確認されれば、各社は全世界の売上高の最大10%に相当する制裁金の支払いを命じられる可能性がある。ダイムラーは20日、カルテルを最初に通報し、調査に協力した企業に対して制裁金を免除するEU競争法の規定の適用を申請したことを明らかにし、カルテル関与と欧州委への通報を認めていた。

[提供元/FBC Business Consulting GmbH]

外車王SOKENは輸入車買取20年以上の外車王が運営しています

外車王SOKENは輸入車買取20年以上の外車王が運営しています
輸入車に特化して20年以上のノウハウがあり、輸入車の年間査定申込数20,000件以上と実績も豊富で、多くの輸入車オーナーに選ばれています!最短当日、無料で専門スタッフが出張査定にお伺いします。ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する二重査定は一切ありません。