現行モデルのポルシェ991型は、ドイツ人技術者達の一徹さを感じる

最終更新日: 公開日:2016-05-19 | Posted in コラム by

ポルシェ911の様に、50年間もその名を継いで製造が続けられている、通称「ナローポルシェ」と呼ばれている初代モデル(901型)。半世紀ほど前に造られたモデルを一目見ても“ポルシェ911だ”とすぐに分かり、今でも世界中で愛され、憧れの対象である名車が他にあるでしょうか?

現行モデル(991型)で7代目となるポルシェ911ですが、常に最先端の技術改良を加えながら、RR(車両の後部にエンジンを搭載した後輪駆動方式のこと、但し現在は4W仕様もあります)の水平対向式エンジン(普通は縦方向に設計されるピストンが横向きに寝ている構造のエンジン。ポルシェと富士重工業のみが採用しています)という特徴を頑なに守り、活かし続けています。

そんなポルシェ911の現行モデル、991型の種類をご紹介したいと思います。(※2016年現在)

ちょっと脱線しますが、VW(フォルクスワーゲン)の部品を多用していた、全く新しいタイプの新モデルへの社運をかけた開発は1956年に始まりました。そして1963年にフランクフルトモーターショーでデビューし、翌年から量産生産を開始します。この新モデルとなる901型のエンジンの開発主任は、あのフェルディナンド・ピエヒ氏。後に1993年から2002年までVW会長を務め、同社を世界で1,2を争うメーカーに発展させた人物です。ピエヒ氏は、ポルシェ創業者、フェルディナンド・ポルシェの孫でもあります。

また「911」というモデル名ですが、誕生当初は開発コード「901」がそのまま車名に採用されていました。ところが、プジョー社が中央が0の3桁数字のすべてを商品登録して押さえていることがわかり、仕方なく0を1に変えたというエピソードはあまりにも有名です。

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この記事の筆者:CL編集部

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