ピニンファリーナデザインよ、もう1度。フェラーリ・テスタロッサの遺したもの

最終更新日: 公開日:2016-02-13 | Posted in コラム by

このように、先代のフェラーリ512BBiの後継モデルとしてデビューしたテスタロッサは、生まれながらにしてスポットライトを浴びる宿命を背負った、華やかさとスター性を兼ね備えた存在だったといえます。

テスタロッサはスーパーカー?それとも

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フェラーリ365GT4BBから、512BB、512BBi、そしてテスタロッサといった系譜をたどるにつれて、スパルタンな路線からラグジュアリーな方向へと変貌を遂げていった12気筒エンジンを搭載するフェラーリ。それは、時代が求めた「キング・オブ・フェラーリ」への、フェラーリ側の回答だったのでしょうか…。

最新モデルにあたるフェラーリF12ベルリネッタは、革をふんだんに使った豪華な内装と、いまやテスタロッサ時代の2倍近い最高出力740馬力のパワーを併せ持つ、名実ともに「スーパーカー」です。豪華さと強大なパワーを高次元で両立させたという点において、さまざまな賛否両論があるにせよ、その血統は脈々と息づいているのです。

ラジエーターの位置が、テスタロッサのスタイリングを決定づけた

ピニンファリーナデザインよ、もう1度。フェラーリ・テスタロッサ
テスタロッサに搭載されている12気筒エンジンは、点火系や燃料系統など、6気筒のユニットを2つ組み合わせることで成立したといわれています。そして、1950年代後半に名を馳せたフェラーリ250テスタロッサのそれがそうであったように、シリンダーヘッドのカムカバーが赤くペイントされ、文字通り「テスタロッサ=赤い頭」を冠するモデルとして広く知られることとなりました。

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この記事の筆者:江上 透

CL副編集長。輸入車関連のセールスプロモーション、ウェブサイト、紙媒体、ラジオ番組の企画/制作/運営...