イタリアの老夫婦が教えてくれた「ランチア・フルビア」の魅力

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ランチア・フルビアを探し始めたきっかけは、新婚旅行でイタリアのトスカーナに行ったときのことだった。

新鮮だった素のフルビアとの出会い

▲駐車場を去っていくランチア・フルビア・クーペ・シリーズ3

フィレンツェ郊外の町の駐車場に、レンタカーのフィアット500を停め、妻と一緒に目的のお店に向かって歩き出すところだった。クラシックスポーツカーらしい特徴的なエンジン音が響き、駐車場から1台のクルマが動き出した。反射的にカメラを取り出してレンズを向けると、そこには今までに見たことがない、絵の具のような緑色のランチア・フルビア・クーペ・シリーズ3があった。イタリア人らしい中年の夫婦が、買ったばかりのショッピングバッグをリアシートに載せて楽しそうに乗っている。ただ、それだけの景色だが、私の目にはとても新鮮に映った。

ラリーのイメージが強いランチア

▲ラリーモディファイされたランチア・フルビア

ランチア・フルビア・クーペは、一般にモンテカルロラリー等で活躍した「ラリーカーのベースになったクルマ」としてよく知られている。

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この記事の筆者:林こうじ

ドイツ在住の自動車技術者。某国産自動車メーカーを経て、現在はドイツ系サプライヤーで設計を手がける...