208は誤植ではない!?イタリア国内向けのフェラーリ208GTB/GTSターボ

最終更新日: 公開日:2016-10-04 | Posted in コラム by

フェラーリ208?フェラーリ308の誤植じゃないの!?そう思われても不思議ではありません。でも、フェラーリ208できちんとあっています。

当時のイタリアで、排気量が2Lを超えるかどうかで税制面や保険料が異なっていました。日本に輸入されていた、308、328、348、F355・・・いずれも3Lオーバーです。

フェラーリ208は誤植ではなく、フェラーリ308時代に実在したモデル

このモデルは、見た目こそ328GTSですが、搭載されているエンジンは2Lターボ。そのためモデル名も「GTB ターボとGTS ターボ」となるのです。日本に正規輸入されることはありませんでしたが、並行輸入で持ち込まれた個体も存在しました。

そんなフェラーリGTB ターボ/GTS ターボですが、実は、308時代から存在していました。このときの名称は208 GTB ターボと208 GTS ターボでしたが・・・。

本家308のデビューから遅れること5年。1980年に初代フェラーリ208 GTB ターボと208 GTS ターボはデビューを果たします。当時は155psを発生する2L NAエンジンを搭載。ターボが搭載されるようになったのは1982年のことです。これにより、最高出力も220psへとパワーアップを果たしました。

フェラーリ328とほぼ同じフォルムを纏ったフェラーリGTB ターボ/GTS ターボは、1985年にデビュー。今回は328と同じタイミングでモデルチェンジを果たします。これまでと同じ2Lターボながら、マレッリ製電子制御イグニッションやインタークーラーの追加、圧縮比の引き上げなどにより、254psへとさらにパワーアップを果たします。もはや、3.2L NAエンジンのカタログ数値である270psに迫る勢いです。

それに伴い、最高速度もさらに高まることとなりました。フェラーリ308時代は242km/h(308は255km/h)だった最高速度も253km/h(328は263km/h)と、本家モデルに迫る性能を発揮するほどでした。このフェラーリGTB ターボ/GTS ターボは、F40と同じ日本のIHI(現株式会社IHI)製となります。

フェラーリGTB ターボ/GTS ターボを見分けるには?

あわせて読みたい記事

この記事が気に入ったらCLに「いいね!」しよう

最新情報はFacebookページでチェック

この記事の筆者:江上 透

CL副編集長。輸入車関連のセールスプロモーション、ウェブサイト、紙媒体、ラジオ番組の企画/制作/運営...