アウディのデザインはどこへ向かうのか?デザインの変遷を考察してみた

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Q7を筆頭に今も世界的なトレンドになっているSUVジャンルにも参入、とくに初代Q5はすっきりとしてバランスのとれたハンサムな仕上がりが印象的であった。 そして個人的には初代A7が発表されたあたりがアウディ・デザインのファン度(?)がピークであったと言える。A7を最初に街中で見かけたときは、そのなだらかに落ちていく4ドアクーペ・シルエットにバランスのとれたディテールがなんともエレガントで衝撃を受けたことを覚えている。

▲2010年に発表された初代A7。5メートル近い全長を生かした伸びやかなクーペシルエットが美しい

さらなるブランド躍進のため?デザインのアグレッシブ化

▲キレッキレなエッジで愛らしい面持ちからコワモテに変化した現行型TT

そんなアウディ・デザインも数年前から異変?が起き始めている。バランスのとれたボディシルエットはそのままであるが、全体的にこう、シャキーン!という効果音がいまにも飛び出てきそうなアグレッシブなデザインに変わってしまったのだ。

インパクトがありながらも主張しすぎない 流麗なシングルフレームグリルがいつのまにかカクカクになり、いたるところに複数のラインが増え、なんとなく同社の傘下であるランボルギーニを意識しているようである。もしくは某日本の高級車ブランドに影響を受けたのかと思わせるようなデザイン…。

▲横に伸びた六角形シングルフレームグリルとヘッドライトが繋がった強そうなフロントエンド…。イカツさ満載の現行型Q7

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この記事の筆者:五十嵐 圭吾

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