乗りたいクルマに乗れている?「こんな●●歳になる予定じゃなかった」と嘆いているあなたへ

公開日:Posted in カーゼニ by

この文章が公開される11月20日時点ではまだ49歳のド中年たる筆者だが、そこから数日もすれば50歳となり、いよいよ中年というよりは「中高年」とひとまとめにする呼称のほうがしっくりくる年齢となる。

筆者の生誕半世紀を祝う品、あるいはそれを呪う罵詈雑言はCL編集部気付にてご送付いただけたら幸いだが、基本的には、赤の他人が五十になろうが何になろうが貴殿はいっさいご興味ないはず。ということで生誕日の話題からはやや離れた、多少は客観的とも思えるイシューについて記してみたい。

年齢の節目ごとに「こんなはずじゃなかった」と思う

自分は数日後に50歳という節目を迎えるわけだが、「40歳」を迎えたときの自分はいったいどうだっただろうか? いや、それ以前の「30歳」を迎えたときは?

今と同じく、「こんな●●歳になる予定じゃなかった」と常に思っていた。

22歳で就職をしてこましたときは、30歳の自分を以下のようにイメージした。

「30歳となる頃の自分は、この職業分野においてそれなり以上の習熟を果たし、いわば兵学校出の青年士官的ニュアンスで、未熟な若年兵どもをビシビシ指導統率していることだろう。そしてこぎれいなマンシオンに住まい、BMW M3の高年式中古車ぐらいには乗っているに違いない」

だが実際の30歳となった自分は、その前々年に転職した弱小出版社の「中途半端に年を食った新兵」として、月給20万円で、主におかゆと即席めんを食べながら悪徳中古車店にて土下座取材を重ねていた。クルマはM3ではなく47万円で買ったルノー サンクだった。「こんなはずじゃなかった」と、私は思った。

しかしその頃、つまり30歳の自分は「40歳の自分」を以下のようにイメージした。

「今現在こそ悪徳ド中古車屋で土下座取材を重ねているが、俺様の潜在能力から冷静に考えて、40歳の頃にはNAVIか、それに準ずる高級洗練自動車文化誌にて副編ぐらいにはなっているだろう。そしてこぎれいなマンシオンに住まい、BMW M3の高年式中古車ぐらいには乗っているに違いない」

だが実際の40歳となった自分は、その前々年に転身した「フリーランスの編集執筆者=乞食と紙一重」として、月収20万円ということはさすがにないが、主に吉野家の牛丼を食べながら、普通の中古車店さんにて土下座取材を続けていた。貧乏長屋に住まいながらもアルピナB3Sを長期月賦で購入したが、月々10万円を超える支払額にやはりビビってしまい、ソッコーで売却。ド中古のR50型ミニを再購入した。「こんなはずじゃなかった」と、私は思った。

しかしながら40歳となった自分は、やはり「50歳の自分」をおおむね以下のとおりにイメージした。

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この記事の筆者:伊達軍曹

外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て、出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めた...