中古車購入時の「走行距離」ほどアテにならないものはないと思わないか?

最終更新日: 公開日:2018-04-30 | Posted in カーゼニ by

筆者のように長らく中古車のリアルな取材を続けている者にとっては今さらな話だが、中古車のスペック、特に「走行距離」ほどアテにならないものはない……ということを、本日もまた痛感してしまった。

走行2.7万kmなのにここまでヤレてるとは……

決してその販売店やブランドを批判したいわけではないため、すべての具体的な名称は秘し、スペックも仮のものとするが、以下の条件をパッと見て、貴殿はどう感じるだろうか?

・販売店:某有名高級輸入ブランドの正規ディーラー
・種別:認定中古車
・年式:2014年式
・走行距離:2.7万km
・車両本体価格:約300万円

……普通に思うのが「ふーん、良さげじゃん。知らんけど」ということだろう。正規ディーラーが認定中古車として販売している、まだまだ走行2万km台の、せいぜい3年ちょい落ちの一台。筆者としても、このスペックを見ればそういう反応を示すだろう(というか、だからこそ取材に行ったわけだが)。

が、現場で対面した現車は無残なものだった。

や、「無残」というのはちょっっと言い過ぎだろう。レザーシートのコンディションとかは割と良かったし、車内に変なニオイもなかったし。

だがモール類は白サビにおおわれており、ちょいと試乗した限りにおいては、走行中の「しっかり感」みたいなものも、ドイツ製の高級車としてはやや落第であった。

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この記事の筆者:伊達軍曹

外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て、出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めた...