悲惨な交通事故を極力ゼロにするため、不眠不休で考えた解決策を発表する

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前回、自分はここカレントライフで「クルマというのは大変素晴らしい乗り物であると同時に、どえりゃー危険な凶器でもある。そこで自分は、悲惨な交通事故を極力ゼロに近づけるための方策を不眠不休で考えた」という旨の文章を発表した。

しかしクルマの危険性をアッピールする文章に注力しすぎた結果、肝心の「不眠不休で考えた解決策」を発表する前に紙幅が尽きてしまったのは不徳の致すところだ。そこで今回は、その「肝心な部分」をここにご報告申し上げたい。

NHKの朝ドラを通じて交通事故の悲惨さを周知徹底

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前回わたくしが申し上げた趣旨は「一部のドライバーはクルマっつーものが本来備えている危険性をナメている。だから、たわけた運転をしやがるのだ」ということであった。まぁ正確にはナメてるだけでなく「忘れてる」というのもあるのかもしれない。

そこでわたくしがまず提案したいのが、自動車が遺憾ながら備えている危険性・残虐性を「ニッポンの全国民にひたすら周知徹底する」という施策である。

軽微な違反をした者は、運転免許証の更新手続きをする際に試験場などで『贖いの日々』みたいな暗~いドラマを見ていることと思う。あれはあれで官による周知徹底活動のひとつなわけが、わたしに言わせればぜんぜん甘い、甘すぎる。もっと徹底してやらなければ、たわけ者には何も伝わらないのだ。

まず、本邦の公共放送局である日本放送協会(NHK)に全面協力を求め、つーか正確には官の力でゴリ押しし、8時から放送の朝ドラは必ず「ちょっとの油断が引き起こした交通事故による悲惨な人生」を題材としたドラマを放送するものとする。試験場で見る『贖いの日々』なんて目じゃない、一流の監督と脚本家が練りに練り、一流の俳優陣が熱演しまくる、最高に悲惨なドラマだ。

ドラマのタイトルは何でもいいのだが、例えば『ぜつぼうさん』とか『じこ姉ちゃん』などが良いのではないかと、小生は小生なりに愚考する。まぁ細かい部分は一流の制作陣にお任せしたいところだが。

だが絶望的な朝ドラの義務化は逆効果か?

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あと、冷静に考えると『じこ姉ちゃん』が終わったと思ったら即座に『ぜつぼうさん』が始まるというのもさすがにアレなので、交通事故を題材とする朝ドラは「1クールおき」ぐらいが良いのかもしれない。間に1回、“のん”こと能年玲奈さんとかが主演する明るいドラマをはさむのが、大局的に見れば有効な施策となるだろう。

……しかし、不眠不休で『ぜつぼうさん』全150話の大まかな脚本を考えていたところ、自分はこの施策の重大な欠陥に気づいてしまった。

それは「強くイメージしたものはたいてい実現する」という、ナポレオン・ヒルも言っている世の中のやっかいな真実である。

朝ドラ『ぜつぼうさん』や『じこ姉ちゃん』には、悲惨な交通事故のシーンが数多く登場する。もちろん朝ドラなのでそのものズバリの画像などは出さないが、一流の制作陣が、交通事故の悲惨さを人々が壮絶にイメージできるよう、オブラートに包んだうえで見事に表現することになる。

そうすると何が起きるかというと、その朝ドラを観た人は頭の中で「交通事故」を非常に強くイメージすることになる。で、そうなると「強く明確にイメージしたもの」はたいてい実現してしまうので、結論として世の中は今以上に「悲惨な事故だらけ」になってしまうというわけだ。なんたること……。

不眠不休で考えた朝ドラ計画は完全に破綻した。これはダメだ。もっと何かほかの有効なプランを考えなければならない。

次に自分が考えたのが「インセンティブ・システム」の活用である。

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人々に『じこ姉ちゃん』とかを朝から見せるというのは、ざっくり言ってしまえば物事の負の側面を強調したうえで、それのよって人々に何かを「強制的に」やらせようという考え方だ。しかし平成の世も二十九年を数えた今、そんな昭和テイストな何かは流行らないのではないかと我ながら思う。

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この記事の筆者:伊達軍曹

外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て、出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めた...